大野92 ページ1
静かにドアをあけるとまだ寝ているニノ。
起こさないようにゆっくりと入る。
すると、俺らが入ったとたんにぱっちりと開いたニノの目。
翔「ごめん、起こした？」
ニ「んーん…大丈夫。どしたの？」
まだ眠そうな目をしてるけど落ち着いてるニノ。
副作用はなく
過呼吸も治ったようだ。
翔「今日はね、すっごいいいものもってきたよ。」
首をかしげるニノ。
ニ「めろん？」
翔「あ、ごめん。忘れてた。あげるっていってたね。でも、もっといいもの。」
なになに？と俺を引っ張ってくる。
翔「大野さん、発表してください。」
にやにやにやにやしてるみんな。
早くニノのよろこぶ顔がみたいのだろう。
大「えっと…ニノ！おめでと！退院だよ！」
この発表にポカンとしてるニノ。
相「おうち帰れるよ！やったな！」
目をちょっと潤まして
ガバッと起き上がった。
ニ「ホントに？」
翔「ホントに。」
ニ「ホントにホントにホント？」
大「ホント。」
そういうと口を大きく開けてにこーっと笑ってくれた。
ニ「かえる！いつかえる？」
翔「来週。27日。10日間だけだけど。」
ニ「絶対？絶対？」
翔「この１週間なにもなかったらだね。てことはあと一回抗がん剤がんばったら退院だよ。」
二「する！頑張る！」
もう飛んでいきそうな勢いのニノ。
腕をぶんぶんとうごかしている。
大「ニノさ、退院中はどこいるの？実家？」
ニ「俺んち。お母さんに迷惑かけれないし。こんなとこあんまみられたくないから…」
大「ふーん。じゃあニノの家いくわ。俺ら。」
ニ「はっ！？」
まあ、驚くだろうね。
でもみんな賛成ぽいし。
あとはニノ次第。
二「くるの？」
潤「だめー？」
二「うれしいよ。うれしいけど…いいの？」
翔「どうせ、身元引き受け人がいるんだし。実家帰らないなら俺らがいなきゃ。な？」
10日間も５人で暮らすんだ…
なんか寮みたいで楽しそう。
家事とか料理役割分担したり…なんか楽しみになってきた。
二「ずっと一緒いれるの？」
潤「うん。その代わり今週はここにこれないかも。退院の間、ニノといるために今週で仕事片付けたりリハとかすませる。それでもいい？」
二「ちゃんと向かえにきてくれる…？」
大「もちろん。いくいく。」
ニノに１週間会えないのは寂しいし心残りだけど、これもニノとすごすため。
ニノも承諾してくれて俺らは１週間分の別れを言って帰った。
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黄色 - もう！久しぶりに心からたくさん泣いちゃいましたよ！いや私もまだわからないんですが生まれつき明らかっていうか人と違うとこがたくさんあってこの物語を見てて今があるうちに自分を愛してくれる人に会いたいと思いました。 (2018年4月6日 22時) (
レス) id: d3b7c00bc5 (このIDを非表示/違反報告)
かずほ(プロフ) - ニャンカさん» 投票ありがとうございます！！追加しました。移行したのでそちらにも遊びにきてください！ (2014年9月14日 18時) (レス) id: 73fb0cb3dd (このIDを非表示/違反報告)
ニャンカ(プロフ) - 嵐ドクターが続きみたいです (2014年9月6日 8時) (レス) id: 5af7d3eead (このIDを非表示/違反報告)
かずほ(プロフ) - さほさん» はじめまして！詳しくありがとうございます。大変助かります。まだ@ニーノの腰痛に決まって無いのでなんとも言えませんが、もしそれに決まれば是非参考にさせてください！ (2014年8月30日 9時) (レス) id: 73fb0cb3dd (このIDを非表示/違反報告)
かずほ(プロフ) - 和奈さん» はい！ホントすいません。時間がある限りがんばろうとはおもってるんです。笑 (2014年8月30日 9時) (レス) id: 73fb0cb3dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かずほ
| 作成日時：2014年6月14日 17時
