【悪魔執事と黒い猫】短編集！！ (ページ4)

今日:5 hit、昨日:22 hit、合計:11,579 hit

愛しい君の誕生日【フルーレ】ページ4

両片想い主様side (捏造あり)

最近ちょっとしたことから

これからは執事達の誕生日を祝うことに決まった

いつも助けてもらってばかりだから

何かお返しができる機会があるのは有り難い

そんなこんなで本日1/31は

フルーレの誕生日なのである！！

昨日はなんだかそわそわしてよく眠れなかったが…

幸い今日は仕事も休みなため屋敷でゆっくりできそうだ

いつも通り軽く身支度し、特別な贈り物を手に抱え

指輪をはめてデビルズパレスへと向かう

屋敷に着いてすぐに私の部屋の扉を開けると

そこにはフルーレが待っていた

「おかえりなさいませ、主様」

『ただいま。おはようフルーレ』

「お、おはようございます！本日のご予定は＿＿」

いつも笑顔であいさつを返してくれるところも

なんだか健気で可愛いと思ってしまう

一通り予定の確認が終わったようなので

少し緊張しながらもフルーレに話しかける

『フ、フルーレあのね…っお誕生日おめでとう！！』

そういって私は用意した手紙とプレゼントを手渡す

「えっ…その…俺にですか？あ、有難うございます！」

「主様に俺なんかの誕生日を祝って頂けるなんて…

　ふふっ、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです！」

少し照れながらそう言う彼の声は嬉しそうだ

他にも今日はフルーレに伝えたい事がある

『フルーレ、いつも本当にありがとう。

　貴方と出会えて本当に良かったよ！私も立派な主に

　なれるよう頑張るからこれからもよろしくね』

「勿論です、主様＿＿

　何があっても俺はA様に着いて行きますから！」

＿＿そう話した二人の顔は

幸せそうな笑顔で溢れていた＿＿＿＿＿＿

【贈り物】
ハンドクリーム意味：貴方を大切に思っている