【悪魔執事と黒い猫】短編集！！ (ページ1)

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キスはパセリ味【ラト】ページ1

ラトと主様は付き合っています
主様side

最近私は悩んでいることがある

それは＿＿ラトとのキスについてだ

私達は割とキスをする回数も多いのだが…

問題は…そう

ラトとキスをする度にパセリの風味がすることだ！！

別にキスは嫌いじゃないしむしろ好きだけど…

けど、パセリ味というなら話は別だ

なぜなら私はパセリが大大大嫌いなのである

でもそんなこと言っても結局のところ

何方かが我慢しなければいけない

それなら私が腹を括ってパセリを克服しよう！！

と思い、今さっきラトにパセリを持ってきてもらった所だ

「クフフ…主様もパセリに興味が湧いたのですか？」

『うーん、、まぁそんなとこかな』

「取り敢えず食べてみてください…美味しいですよ」

子供のように無邪気な笑顔で笑うラト

仕方がないと思いパセリを小さくちぎり

端を少しだけ食べてみたけど、、

まっず！！！！

あまりに強烈な味に涙目になってしまった

『…っっ不味すぎる……ラト、ちょっと口開けて』

「おや？お気に召しませんでしたk、んぐ…っ！！」

私は残ったパセリを雑にラトの口に突っ込んで言った

『克服しようと思ったけどやっぱ無理！！！！
　ラト、これからパセリ食べた後はキス禁止ね』

「ええ、、？そんなこと言わないでください
　うーん、そんなにパセリが気になるなら…」

「そんなもの気にすることが出来ないくらい
　もっと沢山キスしてあげますね…」

セリフの語尾にハートが付きそうな勢いだ、、

これはヤバいと思ったときには既に遅く

ラトのキスの雨が降り注ぐ

『ちょっ…ラト！！んん”っっ、はっ…』

「ちゅ…ん、っふ、主様？どうです？

これなら他の事を考える余裕なんて無いでしょう？」

『いや、まぁそうなんだけど……

　これからもいつもので頼みマス』

「おや？残念です…中々良い方法かと思ったのですが…」

流石に毎回あんな事をされたら心臓がもたないと思い

パセリ味を我慢するしかないと思った私なのであった

無事一話終了しました～～
最初からギャグっぽくなっちゃってごめんなさい笑
人の口にパセリ突っ込むお転婆主様にしちゃいました()
次はちゃんと甘くしようと思ってます！！