今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:69,431 hit
小｜中｜大
4 ページ4
冬
雪の降るクリスマス
雪は暫く前から止んでいて、地面は踏み固まっていた
僕は君に想いを伝えようと思って駅前集合で遊ぶ約束をした
約束の時間まで3分
まだかな、なんてソワソワしてたら
「また.........雪？」
白い雪が黒い僕のコートに染みていく
その時だった
キキーッ
巨大なブレーキ音と共に紅いモノが周囲に飛沫をあげて飛び散った
僕は少し方心状態になったが君の息を確認するとすぐに携帯を取り出し119を打ち込むと
「もしもし、救急車をお願いします。××駅前交差点でスリップした車が高校生を一人跳ねました」
息......しにくいだろうな
僕は君の唇に僕の唇を交わして息を送った。これが最初で最後のキス
その後救急車に君は運ばれ、手術を受けた
そのとき僕は後悔と悲しみと目が覚めて欲しいことで一杯だったの、知ってる？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユザメ。 | 作成日時：2018年2月7日 16時
