８０.家庭教師 ページ42
ー
｢あの…わりーんだけどさ…オレも野球やるから指輪はつけねーなー｣
(味方ができたーー!!!)
よかった、これでオレもリングを手放しても大丈夫かも！とあわよくばの期待を持ち始めるツナ。
｢それに…そんなの持ってたら大変なんだって！！昨日のロン毛がまた狙ってくるんだよ！？｣
｢｢！！｣｣
｢やばいでしょ！？しかも、下手したらたった１０日でだよ！！｣
｢あいつ…来んのか…１０日…｣
｢…あれ？ど…どーしたの二人とも…｣
ツナは、自分の言った言葉で二人が黙ってしまうのを見て、何かに不味いことでも言ったか？と不安を感じる。
｢これ、オレんだよな。やっぱもらってくわ｣
｢え!!?｣
｢負けたまんまじゃいられねー質みてーだな。オレ｣
｢オレも１０日でこのリングに恥じないように生まれ変わって見せます！！次は奴をぶっとばします！！｣
｢ちょっ、獄寺君まで…!!!｣
二人とも指輪片手に急いで出て行ってしまった。
｢な……？二人とも…｣
｢やるなー、ツナ。獄寺と山本は鍛える気マンマンになったみたいだぜ｣
｢え"ー！！そんな〜〜！シャレになんないって！！｣
｢１０日間で残り５人の守護者も鍛えねーとヴァリアーには勝てねーぞ｣
｢ま…待てって！！｣
頭を抱えるツナを横目に、リボーンは受付から降りて着替え始める。
｢つーか、誰なんだよ。あと５人って…｣
｢どいつもお前のよく知る人物だぞ。ちなみにもうすぐ「晴のリング」を持つ奴が来るぞ｣
｢えっ…晴…？｣
｢よしっと｣
最後にゾウの被り物をしたら、リボーンは見事にパオパオ老師に早変わりした。
｢な！？パオパオ老師！！ま…まさか｣
パオパオ老師を見て、思い当たる人物がいるのか、ツナは脳裏に、予想と反していてほしいと思いつつその人を思い浮かべた。
すると突然大声と共に、誰かが医院に入ってくるではないか。
｢オレを鍛え直してくれると言うのは、まことか!!?｣
｢きょっ、京子ちゃんのお兄さんー!!?｣
自分が予想していた通りの人、笹川了平の登場に、ツナは白目を剥いて倒れそうになる。が、持ち直して確認をとってみることにした。
｢待ってください、お兄さん！！状況わかってるんですか！？｣
｢敵を迎え撃つのだろ！？相当緊迫しているらしいな！！昨日のできごと、１０日後のこと。指輪のことも聞いたぞ…｣
｢え…(ちゃんと…わかってる…)｣
これなら大丈夫かも…と安心したのも、つかの間。
｢全部わすれたがな！！｣
｢たちまち意味ねーー！！｣
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おりひめ - このおはなしがだいすきですもういちどかいてください (2018年8月17日 20時) (
レス) id: 2de35fb714 (このIDを非表示/違反報告)
おりひめ - つづきがきになりますかいてください (2018年7月29日 17時) (レス) id: 2de35fb714 (このIDを非表示/違反報告)
あーさん - はじめまして。あーさんです！コメントを返していただくときはあーだけでお願いします(あーさんさんになるため)すごくすごく面白いです！私的に最高の設定です！！これからの更新楽しみにしています！頑張ってください！！ (2017年7月28日 13時) (レス) id: 7272f6eb3f (このIDを非表示/違反報告)
雲雀 楓 - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2017年7月21日 15時) (レス) id: a468996f5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜に猫が一番！ | 作成日時：2017年4月14日 18時
