２５.カゼ(２) ページ32
今回も、前回と同様に、雲雀さんのキャラ崩壊注意
ー
一通り食べ終わったAに薬と水を渡すと、やはり飲みたくないのか首を横にふる
｢…しょうがないね｣
持っている薬と水を渡すように促すと、嬉しそうに渡してくる
笑顔なのが可愛いけど、早く治してもらわないといけないので、ここは心を鬼にして薬と水を口に含む。
｢…なにﾞじてるの、きょーやﾞくん？！｣
Aが｢かぜうつるﾞよ！｣とか言ってるけど無視。
Aの顎を指で僕のほうに向け、顔を近づけると耳まで真っ赤にする。
こんなことで体温あがったの？襲うよ？
｢…ん。…ッ…はっ……｣
｢〜ッ…ふっ、ん〜ッ…｣
よし飲んだ
Aの口から飲み込みきれず垂れてきた水を、舐めてすくう
｢ッ〜〜！？……｣
あれ、倒れこんできた。
よく見ると、体の力が全部抜けていて目を回してるようだ
これくらいで気を失うの？
…これ以上のことやるとき、Aどうなるのかな？
倒れたAを布団に入れ、掛け布団を被せる。
そして一応草壁に連絡をする。
｢…今日はAが風邪を引いてね。僕とAは学校に行かないから、見回りはよろしく｣
＜｢へい、わかりました。校舎と町の見回りは分担しておきます｣＞
｢あと…今日提出の書類は無いから、追加の分は机に置いといて。…見舞いは来なくていいから｣
＜｢な！？…了解しました。他の者にも伝えておきます｣＞
それだけを聞いて電話を切る。
よし、これで人払いができたから、Aと一日中いられる
そんなことを思いながらAに目を向けた…
ー
夕方頃になった。あれからAは一度も目を覚ましていない。
僕としてはAの寝顔も満喫出来たし、充実していた
するとAが動きだして、頭に置いているタオルを落とし、目を覚ました
｢ん〜、よく寝た…はっ、恭弥君！｣
｢なに？…で、熱は下がったの？｣
体温計を渡して、体温を計るように促す。
｢はい｣と音が鳴った体温計を僕に渡してくるので、見ると36.8度まで下がっていた。Aの平熱だ
｢あの、恭弥君。看病してくれてありがとう…風邪移ってたら看病する…｣
｢ふーん…。じゃあ、お願い全部聞いてね？｣
笑いかけながらそう聞くと
｢…わかった！出来る限り頑張る｣
顔を赤くしながら頷いてくれた
可愛い…
今から何か考えておこうか。
ーー
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 59人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
4もぎもち(プロフ) - 月夜に猫が一番！さん» Fight!（ ・∀・）b (2017年3月18日 22時) (
レス) id: aa7e90b036 (このIDを非表示/違反報告)
月夜に猫が一番！(プロフ) - 有り難き幸せに存じますっ！コメントしてくださったのが、4もぎもち様が初めてで！今はもう、スマホに向かって土下座をしているであります(ｷﾘｯ）何と有難いことか！この三日間で続編行けるよう頑張りますφ(゜゜)ノ゜ (2017年3月18日 14時) (レス) id: efd4d6a1d2 (このIDを非表示/違反報告)
4もぎもち(プロフ) - 月夜に猫が一番！さん» もちろん更新するたびに読ませていただきます!!( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ (2017年3月18日 14時) (レス) id: aa7e90b036 (このIDを非表示/違反報告)
月夜に猫が一番！(プロフ) - そう言って頂けて、本当に有難いです！私の中で恭弥君は、主人公ちゃんだけに優しい、可愛い←、かっこいいの三拍子で書いております！そして、4もぎもち様にこれからも読んで頂けるように頑張ります！φ(゜゜)ノ゜ (2017年3月18日 9時) (レス) id: efd4d6a1d2 (このIDを非表示/違反報告)
4もぎもち(プロフ) - かりあ、ツーさん» 毎回楽しく読ませていただいております!恭弥くんむちゃ優しい…!!(≧∇≦)b (2017年3月18日 2時) (レス) id: aa7e90b036 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月夜に猫が一番！ | 作成日時：2016年9月19日 22時
