【ＲＥＢＯＲＮ】風のペンギン少女 partⅣ (ページ5)

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第９５話　仲間ページ5

―獄寺＆山本ペア (右上・スペードの領地)

大広間に広がるトランプは残り８枚となっている

そして獄寺と山本は、肩まで雪に埋まってしまっており

スペードも、上半身まで雪に埋まっており、どちらもそろそろ危ない状態だ

スペ「右上と真ん中」

“Ｊ” “Ｊ”

揃ったカードはスペードの元へ

獄「くっ・・」

スペ「一番上」

“８”

スペ「その右下」

“７”

獄「おし！一番上と右！」

“８” “８”

山「左から２の上から２なのな」

“７” “７”

残ったカードは２枚

獄「左上」

山「一番下」

“Ｋ” “Ｋ”

最期のカードは獄寺と山本の元へ。それと同時に雪は止んだ

《勝負終了。勝負終了》

城内に響くアナウンス

スペ「では、雪をどかしましょう」

パチンッ

スペードが指を慣らすと、３人を埋めていた雪は溶けて消えた

獄「あー、冷てぇ」

山「ギリギリだったのな」

スペ「お互いのカードを数えましょうか」

何ペア揃ったか、その数が多い方の勝利となる

スペ・獄「「１・・２・・３・・４・・５・・６・・７・・８・・９・・１０・・１１・・」」

そこでふと、スペードが口を閉じた

そう。彼の手元にもうカードがなかったのだ

獄「１２・・１３！！」

山「俺らの勝ちなのな♪」

スペ「負けてしまいましたか・・・ふぅ」

スペードが指を鳴らすと、勝負に使ったトランプが消えた

《勝者、ボンゴレ。勝者、ボンゴレ》

山・獄「「よっしゃ！！/うしっ！！」」

お互いに腕をガっと当てる

だが、すぐ我に返った獄寺はパっと手を離す

スペ「貴方達なら・・・ジョーカーを止められるかもしれない」

獄「お前は止めねぇのか？」

スペ「私・・が・・ですか・・・えぇ、何度も止めようとしました。ですが・・結果はいつも同じ・・・」

山「なら！今度こそ止めようぜ！俺達と一緒にさ！仲間なんだろ？なっ(ニッ」

スペ「！仲間・・フッ・・・そうですね」