インスタライブをしよう byチャニョル ページ4
｢あ！Aインスタライブってわかる？｣
｢いんすたらいぶ…わかる。｣
いいことを思いついてそう言えば、新しい慣れない単語を噛み砕いてから返事をするA。
｢今からしようよ｣と言う前にもうアプリを起動した。
俺にとっては見慣れた画面も、慣れていないからかAは不思議な顔で覗き込む。
勝手に配信を始めると、早くもコメントがたくさん流れてきた。
Aは次々と流れるコメントをじーっと眺めている。
二人で画面に収まりたいから自然とAとの距離が近くなるとAの香りがして思わずにやけそうになるけど我慢する。
わけわかんない、なんでこんなにいい匂いすんの？
｢《チャニョルとシン様ってお互いのどこが好き？》だって！｣
俺が必死に我慢していることなんてこれっぽっちも気にしてなんかないAが、たまたま目に止まった質問を読み上げた。
｢俺は全部！！！｣
｢あはは、ありがと。｣
即答するとAが少し照れながら笑った。
冗談じゃなく、俺はAの全部が好き。
だって俺の天使だもん！
｢シンは？｣
｢ん、好きなところか〜。チャニョルはいい男だよ。かっこいいし背も高いし声もいいし優しいし。ちょっと賑やかだけどそこも魅力だと思う。見てるこっちが幸せになっちゃう笑顔とかも。･･･僕も全部かな。全部すき。｣
Aは真剣に答えてくれてるけど、俺は聞いてる途中で耐えられなくなって顔を覆った。
熱をもった顔が熱い。
Aの口から出た｢すき｣って言葉が何回も頭の中で繰り返し響いてるみたいだ。
｢･･･。｣
｢なに？もしかしてチャニョル照れてるの？｣
｢･･･あ〜〜･･･めっっっっちゃうれしぃ･･･。｣
｢うわぁ〜っ！なんだろチャニョルが今すごく可愛いんだけど？｣
そう言ってにこにこと嬉しそうに抱きしめてくれる。
は、え、は？？
今日のAは俺を甘やかしすぎて、俺どうにかなっちゃいそうなんだけど！！
｢あは、みんなもチャニョル可愛いって言ってるね。｣
｢！？もっ、もうこの話終わり！！！｣
無理やり話題を変えたものの、しばらく俺の耳は赤いままだった。
ペンブログ【ニョルシンの沼】→←来世はきっと byチャニョル
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1384人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し87778号(プロフ) - お久しぶりでとても嬉しいです泣 小説読んでギョンスが兵役行くのがすごく寂しくなりました (2019年6月28日 1時) (
レス) id: fa16a757ec (このIDを非表示/違反報告)
xiulove(プロフ) - Twitter……気になります… (2018年9月18日 6時) (レス) id: 855436cca3 (このIDを非表示/違反報告)
照り塩(プロフ) - お待たせしました！酔っ払いシン様かけて私も楽しいです。 (2018年9月17日 23時) (レス) id: faa7a37d67 (このIDを非表示/違反報告)
照り塩(プロフ) - xiuloveさん» 酔っ払いシン様は制御不能です、、、 (2018年9月17日 23時) (レス) id: faa7a37d67 (このIDを非表示/違反報告)
マイマイ(プロフ) - 更新ありがとうございます。酔っ払いシン様可愛すぎです｡･ﾟ･(*ﾉД`*)･ﾟ･。 (2018年9月14日 6時) (レス) id: d4546e4e20 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いちご | 作成日時：2018年7月15日 0時
