ザルにも底はある �� ページ12
俺は家で一人で飲むのが好きだから今日もその予定だったのに、みんなで飲みたい気分だからと言ってチャニョル達に巻き込まれた。
キッチンでギョンスとAが楽しげに酒のつまみを作っていたり、誰の願いかチキンまで用意されていたり、今夜は豪華な宅飲みになりそうだ。
テーブルを見ると、よく見かけるものの他に、漢字が書かれた瓶を発見した。
…あれ、今日はAも飲む気なのか。
あの手のアルコールがあれば大体Aのものだというのはこの長い付き合いの中でよくわかった。
CBXの撮影であれを口にしたことがあるベッキョナは心底ありえないという顔をしてAのことをみていた。
ほんと、綺麗な顔して酒に関してだけはえげつないな。
最近テレビなんかでも公言するようになったAの驚くべき酒量。
この新たなギャップはいろんなところで話題になったらしい。
といってもAは頻繁に飲むわけじゃないし、飲んだとしてもメンバー達のいいストッパーとしていつも最後まで生き残ってくれているからありがたい。
｢だから！俺はお前のことちょーすきだからな！！｣
｢ハイハイ。｣
｢ちゃんと聞いてんのかよっ！ほんとに大好きなんだよ！！｣
｢聞いてるって。｣
案の定すぐに酔っ払ったベッキョンがAに絡む絡む。
酔うといつもより素直になれるのか、Aに普段は言えない思いの丈をぶつけるものの、Aはあまり相手にしていない。
ベッキョンが痺れを切らしてAに抱きついた。
二人の顔は触れ合えるくらい近い。
｢俺の言うこと、信じてないのかよ…っ！｣
｢信じてるよ。ベクの言うことも、ベク自身のことも全部ね。｣
｢〜〜〜〜っ！！！…………すき。｣
自分から仕掛けた勝負に負けてテーブルに撃沈したベクが悔しそうに唸る。
それをグラス片手に静かに笑って眺めてるA。
｢…ひとくち。｣
｢ん、日本酒だよ、大丈夫？｣
｢ひとくち！｣
｢はいはい。｣
テーブルの上に頬を付けたままで、今度はAが飲んでる日本酒をねだる。
おいおいお前は飲めないだろ。
｢うぇ…。｣
｢あはは、お前にはまだはやいよ〜。｣
｢くそ…。｣
ほとんど無理に奪って口に含んだ瞬間にベッキョンの顔が歪む。
思った通りの反応にAが少し笑ってグラスを取り返した。
またベッキョンが机に突っ伏す。
ザルにも底はある �□�←シン様の特別な女の子のはなし ��
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名無し87778号(プロフ) - お久しぶりでとても嬉しいです泣 小説読んでギョンスが兵役行くのがすごく寂しくなりました (2019年6月28日 1時) (
レス) id: fa16a757ec (このIDを非表示/違反報告)
xiulove(プロフ) - Twitter……気になります… (2018年9月18日 6時) (レス) id: 855436cca3 (このIDを非表示/違反報告)
照り塩(プロフ) - お待たせしました！酔っ払いシン様かけて私も楽しいです。 (2018年9月17日 23時) (レス) id: faa7a37d67 (このIDを非表示/違反報告)
照り塩(プロフ) - xiuloveさん» 酔っ払いシン様は制御不能です、、、 (2018年9月17日 23時) (レス) id: faa7a37d67 (このIDを非表示/違反報告)
マイマイ(プロフ) - 更新ありがとうございます。酔っ払いシン様可愛すぎです｡･ﾟ･(*ﾉД`*)･ﾟ･。 (2018年9月14日 6時) (レス) id: d4546e4e20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご | 作成日時：2018年7月15日 0時
