第捌話 ページ9
ドワーフ鉱山
一昔前は魔法石のおかげで栄えていたが現在はその賑わいは見る影もない
Aはここまで荒れ果てるなら魔法石は無いのではと一人考えていた
『(人気がまるでない…鬼がいたら格好の潜伏場所だな)』
「こ、この真っ暗な中に入るのか?!」
「ビビってんのかよ、だっせー」
「なぬっ!?ビ、ビビってなんかねーんだゾ!」
『はぁ、さっさと行くぞ。時間を無駄にするな』
Aがスタスタと炭鉱の中へ入っていった
エースはこんな年下の奴にと、どこか不満げだった
炭鉱の中は暗く湿っぽかった
道中ゴーストに追いかけられはしたが、なんとか進めていた
「ここにもゴーストいんのかよ…」
「いちいち構ってたらキリが無い。先を急ぐぞ」
「偉そうに命令しないでほしいんだけど」
そこから二人と一匹の喧嘩が始まった
やれ、あんな馬鹿な真似をした方が悪いだの
掃除をサボったのが悪いだの
像を黒こげにしたのが悪いだの
自分を馬鹿にしたのが悪いだの
なんとまぁ、醜い責任転嫁のオンパレードだろうか
Aはため息一つこぼし
『黙れ貴様ら!!』
「「「!!?」」」
『貴様ら今の状況が分かっててそんな戯れ事ができるのか?良いか、今は一刻も早く魔法石を手に入れるのが最優先事項だ。くだらん事に時間を無駄にするんじゃない』
「っ…だから、偉そうに命令すんなって言ってんだよ!大体、お前まだ小さいじゃねーか」
『何だと?』
その言葉にキレたのか、拳を構えると炭鉱の奥から何やら音が聞こえてきた
それはどんどんと近くなってくる
「こ、この声……は?」
"い………し………ウゥウウ……オデノモノ……"
「なんか……だんだん近づいて」
"イジハ……オデノモノダアアアアオオオオ!!"
「「「で、出たああああ!!!」」」
オマケ
(作者、射命丸の小話)
段々と寒くなる今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか
私は進路だ何だと少々多忙な日々を過ごしております
学生って中学にしろ高校にしろ二年生が一番エンジョイできる学年だと常々思っております
関係ない話ですが……皆さんは初めてのツイステのSSRって誰でしたか?
私はエースでした、ストーリーではなんだこの皮肉野郎と思っていましたが
今では愛着もわいて、私のカードの中でも一ニの戦力を争うほどです
あ、因みに今私のカードで一番なのはアズール君です
何だかんだ言ってレベルも魔法レベルもガン上げしました
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射命丸紫(プロフ) - シロチャロさん» お返事が遅れて申し訳ありません。ご指摘ありがとうございます。修正をしておきますのでまた何かあればよろしくお願い致します。 (2020年11月29日 20時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)
シロチャロ(プロフ) - 12話のデュースの台詞のケンカが、県かになってますよ!あと、イメイラ可愛いですね! (2020年11月28日 23時) (レス) id: 56d67e8690 (このIDを非表示/違反報告)
武闘派インドア(笑)(プロフ) - 夢主のイメイラが完成しました。URLです。 http://uranai.nosv.org/img/user/data/9/6/7/967ea55fc9e42a1b9052b9ad7592ff13.jpg 遅くなってしまい、すみません。イメージしていたのと違ってしまっているかと思いますが、ご了承ください。 (2020年11月28日 21時) (レス) id: a437784ea7 (このIDを非表示/違反報告)
射命丸紫(プロフ) - 武闘派インドア(笑)さん» お返事ありがとうございます。恐縮ですがコメント欄でのチャット行為はルールに反しますので何かあればボードへお願い致します。お返事はそこでさせて頂きますね。 (2020年11月9日 21時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)
武闘派インドア(笑)(プロフ) - 了解です!!あ、そういえば、夢主の瞳の色は決めていたりしますか? (2020年11月9日 19時) (レス) id: a437784ea7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:射命丸紫 | 作成日時:2020年10月5日 0時