第弐話 ページ3
クロウリーと名乗るこの男は聞いてもない説明をしてくれた
ここはナイトレイブンカレッジという、所謂勉学に勤しむ優秀な若人が集っているらしい
魔法など非科学的と嘲笑したいが、私が対峙してきた奴等も非科学的だったな
血鬼術でどれだけ死にかけたことか
知っているだけで走馬灯は2.3回は見た
いや、走馬灯を数回見るとはどういうことだ
まぁ、良い。とにかく、この学園の入学者は全て黒い馬車に乗せられ導かれると言うが
全く記憶がない…
そうこうしている間に鏡の間に連れてこられた
また奇っ怪な…
その空間には私と同じ服を着た人間が多くいた
この学園の生徒だろうな
「寮分けがまだなのは君だけですよ。狸くんは私が預かっておきますから、早く闇の鏡の前へ」
促され、鏡とやらの前へと向かう
"なぁ、なんかアイツ小さくね?"
"ああ、まだ子供なんじゃ?"
"飛び級もあるのかよ"
色々ざわついているが、気にしても仕方ない
鏡の前に立つと、顔が浮かび上がり私の名を問う
「汝の名を告げよ」
『安心院A』
「汝の魂の形は………………分からぬ」
「なんですって?」
「この者からは魔力の波長が一切感じられない…しかし、代わりにこの者に流れる確固たる意志…その力はどのような強大な者をも打ち負かす…よって、どの寮にもふさわしくない」
そして、場のざわつきは大きくなった
喧しいな…
「魔法が使えない人間を黒き馬車が迎えに行くなどありえない!生徒選定の手違いなどこの100年、ただの一度もなかったはず。一体なぜ…?」
『いや、訳を聞きたいのは私の方なのだが…』
学園長であるクロウリーの拘束が緩んだ途端、グリムが飛び出す
はぁ、全く余計な手間を増やしてくれた
オマケ
ここで大正コソコソ噂話
安心院さんは見た目のせいで、よく甘露寺さんに着せ替え人形みたいにさせられているよ!
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射命丸紫(プロフ) - シロチャロさん» お返事が遅れて申し訳ありません。ご指摘ありがとうございます。修正をしておきますのでまた何かあればよろしくお願い致します。 (2020年11月29日 20時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)
シロチャロ(プロフ) - 12話のデュースの台詞のケンカが、県かになってますよ!あと、イメイラ可愛いですね! (2020年11月28日 23時) (レス) id: 56d67e8690 (このIDを非表示/違反報告)
武闘派インドア(笑)(プロフ) - 夢主のイメイラが完成しました。URLです。 http://uranai.nosv.org/img/user/data/9/6/7/967ea55fc9e42a1b9052b9ad7592ff13.jpg 遅くなってしまい、すみません。イメージしていたのと違ってしまっているかと思いますが、ご了承ください。 (2020年11月28日 21時) (レス) id: a437784ea7 (このIDを非表示/違反報告)
射命丸紫(プロフ) - 武闘派インドア(笑)さん» お返事ありがとうございます。恐縮ですがコメント欄でのチャット行為はルールに反しますので何かあればボードへお願い致します。お返事はそこでさせて頂きますね。 (2020年11月9日 21時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)
武闘派インドア(笑)(プロフ) - 了解です!!あ、そういえば、夢主の瞳の色は決めていたりしますか? (2020年11月9日 19時) (レス) id: a437784ea7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:射命丸紫 | 作成日時:2020年10月5日 0時