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第卅捌話 ページ40

ロー「これはおれの問題だ!!おれ一人で解決する!なぜそこまでする!!」


「……大切な人に生きていてほしいからです」

ロー「ッ!!!」




ペンギン『船長ってさおれ達には無茶すんなって言うくせに自分は人一倍無茶すんだよなァ』

シャチ『そうそう、おかげでこっちはいつもヒヤヒヤしてんだよ』


"でもそれだけ船長に愛されてることなのかもな"

"だからよ、船長がまた無茶しそうな時は殴ってでも止めろよ!"



私は知ってる

人の為に力を振るえる人ってね自分を顧みないのよ

蜜璃様も……

他の柱の皆さんも…

禰豆子ちゃんも……

炭治郎君だって……


私の妹もそうだったわ、自分を顧みないから誰よりも傷ついてしまう

そんな人に寄り添って支えたいと思うのは可笑しくないじゃない

だから……


「私にだって貴方を支えさせてください!!」

ロー「ッ………」


目一杯叫ぶと、船長さんは驚いた顔をしている

またくるりと身を翻してスタスタと行ってしまう


スモーカー「なんだ痴話喧嘩は終わりか」

「ちっ、痴話喧嘩じゃありません!!」


白猟屋さんに言われて顔が赤くなるのが自分でも分かる

やだ、私ったら!あんな恥ずかしいこと!!

まだ殿方にも告白したことないって言うのに…


「私をヴェルゴという人の所へ一緒に行かせてください!!」

スモーカー「……」

「自分勝手なお願いだということは重々承知しています、でも…船長さんに無茶をさせたくないんです!ペンギンさん達とお約束したんです!!」


"お願いします!!"

白猟屋さんに目一杯頭を下げる


スモーカー「頭を上げろ、てめェみたいな女に頭を下げさせる趣味はねェ」


頭を上げると頭に手を乗せられワシャワシャと撫でられる


スモーカー「あの男を本気で支えてェなら自分で決めて行動しろ」


そう言って白猟屋さんもスタスタと奥へと向かっていく

大丈夫…

次こそ、守ってみせるから


そう決意して、二人が向かった方向へ走る


(オマケ)
卅陸話の続き


「まぁ、禰豆子ちゃんへの贈り物で悩んでいたのね」

炭治郎「前は禰豆子、長女だからか欲しいものの一つも言わなかったんです

だからせめて今は禰豆子の為に何かしてあげたくて」


そんな健気な炭治郎君の姿を見て、きゅんとしたA

炭治郎は禰豆子へと贈る二つの髪飾りで悩んでいたのだ

一つは花の繊細な細工が施された髪留め

もう一つはリボンに桜の装飾の髪飾り


また文字数かよ…

クロスオーバーって難しい…

第卅玖話→←第卅漆話



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射命丸紫(プロフ) - 天の川さん» 実は記憶が曖昧でございまして、主人公ちゃんが煉獄さんの継子の作品でしたね。面白かったので是非読んでみてください! (2020年5月10日 0時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)
射命丸紫(プロフ) - 名無しさん» ご指摘ありがとうございます。返信が遅れすいませんでした! (2020年5月10日 0時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - ワンピースと鬼滅の刃の神作の題名なんですか?よければ教えてください!! (2020年5月9日 12時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 面白かったです!あと、蜜璃ちゃんの隊服を作ったのは花田さんじゃなく、前田(まえだ)さんですよ! (2020年4月29日 9時) (レス) id: 5c72e7066e (このIDを非表示/違反報告)
射命丸紫(プロフ) - 笑舞さん» 感想ありがとうございます!そう言って頂けると励みになります!楽しんで読んでくださると幸いです! (2020年1月24日 1時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:射命丸紫 | 作成日時:2019年12月18日 11時

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