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第卅弐話 ページ34

蜜璃『Aちゃん、今日ねとても面白い子に会ったのよ』

『へぇ、どんな人なのです?』

蜜璃『妹ちゃんを守るためにね、柱の不死川さんに頭突きしたのよ!!』


とっても感動しちゃったわと蜜璃様は上機嫌に言っていた

それにしても、あの不死川さんに頭突きするなんて怖いもの知らずな人がいたものだわ

それが炭治郎君だったのだけれど…


……あのあと、炭治郎君達はどうなったのかしら

蜜璃様、どんなお気持ちだったのだろう

帰りたいけど、きっと無理ね

あっちではきっと私は死んだことになっているだろうし……

………せめて、こっちでは役に立てるようにしなきゃ

___きろ

_____起きろ


ロー「A、起きろ」

「ハッ)おはようございます!」

ロー「何故、挨拶したんだ…」

「すいません、なんか癖で……」


恥ずかしさで思わず縮こまる

目が覚めると体を鎖で縛られて、檻のような空間にいた

隣には船長さんとロビンさんが同じく縛られている

当然、刀もないみたいだわ

外にはサングラスをかけた男の人とモネさんがいた


「どなたですか?」

ロー「海軍G-5基地長、ヴェルゴだ」

「ではかなり上の地位にいる人なんですね」


と言うと、船長さんは黙りこんでしまった

どうしたのだろう…


ロビン「何だか懐かしいわね、あなた達が同じ檻にいると…」

ルフィ「そうそう、おれとケムリンアラバスタでお前らに捕まった事あったよなー」

「え?そうなんですか?」

たし(スモ「黙れ、貴様ら!!……シーザーがガキ共を連れ去った"誘拐事件"はアイツの手で"海難事故"にすり替えられていたというわけだ」


よりによって基地のトップが不正の張本人とはな

白猟屋さんは続けた


「海兵さんなんですよね?何故、そんなことをするのですか?

それに、そんな不正があれば真っ先に貴方が気づいたのでは…」

ロー「いや、白猟屋が気づかねェのも無理もねェ話だ……奴は海軍を裏切った訳じゃねェ

元々、奴は"海賊"だからな」


ヴェルゴは初めからずっと"ジョーカー"の一味なのさ……!!!

そう言うと、白猟屋さんの顔が歪む


たし(スモ「"ジョーカー"…確か裏社会の仲介人の名だな…

…自分が情けねェ…こんな近くのドブネズミの悪臭に気づかねェとは…!!」


ヴェルゴと呼ばれた男の人は続ける

自分の正体を知られたからには私達全員に消えてもらうと……

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射命丸紫(プロフ) - 天の川さん» 実は記憶が曖昧でございまして、主人公ちゃんが煉獄さんの継子の作品でしたね。面白かったので是非読んでみてください! (2020年5月10日 0時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)
射命丸紫(プロフ) - 名無しさん» ご指摘ありがとうございます。返信が遅れすいませんでした! (2020年5月10日 0時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - ワンピースと鬼滅の刃の神作の題名なんですか?よければ教えてください!! (2020年5月9日 12時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 面白かったです!あと、蜜璃ちゃんの隊服を作ったのは花田さんじゃなく、前田(まえだ)さんですよ! (2020年4月29日 9時) (レス) id: 5c72e7066e (このIDを非表示/違反報告)
射命丸紫(プロフ) - 笑舞さん» 感想ありがとうございます!そう言って頂けると励みになります!楽しんで読んでくださると幸いです! (2020年1月24日 1時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:射命丸紫 | 作成日時:2019年12月18日 11時

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