第肆話 ページ5
竈門「……俺の妹は鬼になりました。だけど人を喰ったことはないんです。
今までもこれからも、人を傷つけるようなことは絶対にしません」
「そうなんすか?」
伊黒「阿呆かお前は、信じてどうする
小僧、くだらん妄言を吐き散らすな
身内なら庇って当たり前。言うこと全て信用できない、俺は信用しない」
悲鳴「((ジャリジャリ、ああぁ……鬼に取り憑かれているのだ
早くこの哀れな子供を殺して解き放ってやろう」
竈門「聞いてください!俺は禰豆子を治す為に剣士になったんです!
禰豆子が鬼になったのは二年以上前のことで、その間禰豆子は人を喰ったりしていない」
炭治郎君は叫ぶ
鬼なのに人を喰ったりしていない?
「炭治郎君の話は本当なんすかね?」
宇随「話が地味にぐるぐると回ってるぞアホが
人を喰っていないこと、これからも人を喰わないこと
口先だけではなくド派手に証明して見せろ」
時透「(何だっけあの鳥……ええと)」
甘露「あのぉ、でも疑問があるんですけど
お館様がこのことを把握していないとは思えないです
勝手に処分しちゃって良いんでしょうか?
いらっしゃるまでとりあえず待った方が……」
「そ、そうっすよぉ!まずはお館様の意見を伺ってから決めるべきっす!」
煉獄、宇随「「………」」
竈門「妹は俺と戦えます!鬼殺隊として人を守るために戦えるんです!だから!」
"オイオイ、なんだか面白いことになってるなァ"
隠「困ります!不死川様、どうか箱を手放してくださいませ!」
風柱.不死川実弥
不死「鬼を連れてた馬鹿隊員はそいつかいィ?
一体全体、どういうつもりだァ?」
甘露「(不死さん、また傷が増えて素敵だわ)」
隠「胡蝶様、申し訳ありません」
胡蝶「不死川さん、勝手なことしないでください」
甘露「(しのぶちゃん怒ってるみたい、珍しいわね、カッコいいわ)」
不死川さん、相変わらず傷だらけっすね
また、傷増えてるし
一体、何したらああなるんすか?
無闇に刀振りまくってるんすかね?
馬鹿みたいに
不死「何か言ったかァ?月詠ィ?」
「な、な、なんでもないっす!」
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作者名:射命丸紫 | 作成日時:2017年12月19日 18時