【鬼滅の刃】十人目の柱は闇柱【男主】 (ページ20)

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第拾玖話ページ20

竈門side

嘴平「だーかーらー！俺達んとこに鬼がいたんだよ！」

こういう奴がいるんだっての！と言うが動きばかりでどうも分からない

竈門「そろそろ、宇随さん達が定期連絡に来ると思うから…」

嘴平「こうなんだよ！俺にはわかってんだよ！」

竈門「うんうん…」

宇随「善逸は来ない」

「参ったすね……」

音もさせずに、宇随さんとAさんはそこにいた

宇随さんが言った言葉が引っ掛かる

竈門「善逸が来ないってどういうことですか？」

宇随「お前達に悪いことをしたと思ってる
俺は嫁を助けたいが為にいくつもの判断を間違えた

善逸は今行方知れずだ、昨夜から連絡が途絶えてる

お前らはもう"花街"から出ろ、階級が低すぎる。ここにいる鬼が"上弦"だった場合対処できない

消息を絶った者は死んだと見做す、後は俺達二人で動く」

竈門「いいえ宇随さん！俺達は……！！」

宇随「恥じるな、生きてる奴が勝ちなんだ
機会を見謝るんじゃない」

「二人はよく頑張ったよ、後は俺達に任せてね」

Aさんは俺達二人の頭をポンと撫でると音も立てずに行ってしまった

宇随さんも既にいなくなっていた

竈門「俺達が一番下の階級だから信用してもらえなかったのかな…」

嘴平「俺達の階級"庚"だぞ、もう上がってる
下から四番目」

伊之助が階級を示せと拳に力を込めると文字が浮き出た

何それ…

嘴平「藤の山で手ェこちょこちょされただろ？」

竈門「こちょこちょされた覚えはあるけど疲れてたし…こういうことって知らなかった…」

嘴平「元気出せよ！」

竈門「そうだ、こんな場合じゃないんだゴメン
夜になったらすぐに伊之助のいる"萩本屋"へ行くそれまで待っててくれ一人で動くのは危ない

今日で俺のいる店も調べ終わるから」

嘴平「何でだよ！！俺のトコに鬼がいるって言ってんだから今から来いっつーの！！

頭悪ィな！テメーはホントに！！」

伊之助に頬を摘ままれたり、ペムペムと叩かれたりしながらなんとか説得する

.

.

オマケですよー

鬼殺隊の階級は下から、癸壬辛庚己戊丁丙乙甲となってるらしいです

一番下が癸で一番上が甲ですね

ご参考になれば幸いです