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第壱話だ! ページ2

東京都立呪術高等専門学校





表向きは宗教系の学校を装っているが此処を拠点として呪術師の育成や任務の斡旋など





日夜、呪いから人々を守るため暗躍している





そんなある日のことである







「A、自分で何言ってるか分かってる?」




『何度でも言わせてもらう、今日は駄目だと』








学校の門の下で二人の男がジリジリと距離を取り合っている





片方は日本で四人しかいない特級呪術師で最強と名高い



"五条 悟"




そしてもう片方は一級術師にして呪術高専一年副担任の




"寒露慈 A"






そして、そんな両者の光景を冷やかに見つめる呪術高専一年、伏黒恵






「(朝っぱらから何してんだこの人達)」



「今日は僕と一緒に一年の授業じゃなかったっけ?A」



『悟には申し訳ないがついさっき決まってしまったんだ


だから、悟…悪いが君とカバディを楽しむ時間などない。それに……』







"七海を待たせてしまっている"






その言葉に目隠しの下の目が歪んだ気がした





伏黒はやべぇと冷や汗を流す




それほどまでに五条が放つ威圧はとんでもないものだった





「Aは俺より七海を優先する訳?」




「!!寒露慈先生!!」





重く這うような声と共にスッと腕を上げる五条




それを見た伏黒はバッと二人へ駆け寄る




その瞬間……






『ん?だから帰ったら悟の言うこと何でも聞くぜ!』







一瞬、時が止まったような気がした





Aの言葉を聞いた五条はスッと腕を下ろし





「そっか〜!じゃあ仕方ない!今回はナナミンに譲るとしよう!」






分かりやすく機嫌を治した




とりあえず危機が去ったと伏黒は胸を撫で下ろす






そして、Aは学校の外へ小走りで行ってしまった







「まぁ、七海と一緒ってのは知ってたんだけどね」








_________


__________________



一年の教室で五条は何やらヘッドフォンでご機嫌になっていた




それを見た、伏黒、虎杖、釘崎の三人





「なぁ、五条先生は何聞いてんの?」



「ああ、五条先生にこの前聞いたら」




"ん?Aの盗聴音声"





「ってさらっと言ってきた」




「ほんと寒露慈先生が絡むとキモくなるわよね」




「盗聴してんの?バレないのかよ」




「いや、寒露慈先生は全く気づいてないし。何なら部屋にカメラ仕掛けられてるし」




「一回警察に捕まんないかしら」

第弐話だ!→←設定だそうだ、目を通しておくことを奨める



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射命丸紫(プロフ) - 雪マカロンさん» お返事がおくれて申し訳ありません!ご感想ありがとうございます、このコメントを励みにさせていただきます! (2021年1月15日 23時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 面白いです!更新頑張ってください! (2021年1月15日 6時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:射命丸紫 | 作成日時:2021年1月13日 3時

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