【名探偵コナン】風見妹は兄以外も大事【警察学校組】 (ページ36)

今日:6 hit、昨日:35 hit、合計:551,981 hit

全員警察官なの笑うページ36

ある程度お昼が完成して、凪たんに頼んで先輩達を呼びに行ってもらう。

その間、私はクリーム色のお弁当箱とカーキー色のお弁当箱におかずを詰めて行く…

『珍しくスペースに空きが…やっぱ此処は卵焼きだよなぁ…』

なんて呟きながら刻んだ梅干しと生姜、長ネギを混ぜた卵焼き(和風だし味)を焼いて巻いていく…

「なんだ、まだ作ってたのかよ？」

『うおっ…今巻いてるから陣ちゃん後でね…』

余分に作る予定だから、待っててよ…と言葉を紡ぎながら焼いた卵焼きをお皿に移す。

「弁当…？」

ハギさんまで覗きに来るし…

『そ、お兄ちゃんと降やんの分』

「「いやなんで降谷？？？」」

『え？…序に…？』

「て事は…」

「ちょっと諸伏集合！！！」

なんだよ！？とか焦るヒロさんなんかごめん…ギャーギャーハギさんとヒロさんが騒いでる…男子高校生かよ。

『そんなにお弁当がいいなら弁当箱持参してきなよ…』

と零しつつ手際よく二つ分のお弁当箱を保冷バックにそれぞれ詰め、野菜ジュースと栄養ドリンクを数本仕込む。

「手際良すぎだろ…」

『慣れてるからね…料理は昔からしてるしお弁当作りだって慣れたら簡単よ？』

量がおかしいだろ…とか言ってる陣ちゃんの声は聞こえない振りをする。

『はい卵焼き…食べたかったんじゃないの？』

余分に焼くって言ったでしょ…？

『何？…ん？』

面倒臭いなぁ…と思いながら切り分けた卵焼きを箸でつかんで陣ちゃんの口元に運んでやればパクッと抵抗なく食べた。

なんだ、やっぱり食べたかったんじゃん…

「あ゛ーｯｯｯ！！！」

陣平ちゃんAちゃんに“アーンしてもらってる！”

小学生の告げ口かよ…

『いやハギさん…そんなアーン位普通にするでしょ…私良くお兄ちゃんにするし…』

「え、風見さんが？？？まじかよ…。」

まっってヒロさんそんな驚く程の事？？？

『ハギさんあんまり煩いと………用意した中食あげませんよ？』

「ま、て…お前まだ用意してたのか？」

陣ちゃんの言葉に決め台詞ですよコレ

『2時間もあれば10品以上作れる、主婦歴舐めんなよ？』

良い笑顔で居るの？いらないの？と問い正せば…

「「いる/入ります…」」

『宜しい。』

「なんか風見ちゃん、2人の親みたいだよなぁ。」

『伊達さん、私こんなイケメン産んだ覚えはないです。』

なんて話ながらもお昼ですよ、全員集合！！！