お助け願う候。 ページ27
前回のお話…
ポアロで陣ちゃんに職質されました…。
「現実逃避はいけないよ〜Aちゃん?」
『やだハギさんも敵とか絶対絶命じゃない…?』
どうしようヒロさん…と若干私のお手手汗ばんでます…まずい、流石に私嘘つけないんだよ…特に爆処と(さっきの毛利さんじゃないけど…)隣のガタイのいい兄ちゃんとか!!!
「なんだ萩原達が一斉に捕まえに行くからどんなヤバい奴かと思えば…美人のねーちゃん拉致ってくるから驚いてんだけどな…?」
『なんかお邪魔してすみません…後お世辞ありがとうございます…』
俺は同期の伊達だ…よろしく?した方がいいのか?と告げる伊達さんに私は風見Aです、よろしくお願いします…と自己紹介を交わす。
しかしお冷片手に背中が冷や汗タラタラである。
「で?聞いてもいい?いや聞くけどさAちゃん、なんで刑事辞めちゃったの?然も行成…後1年間どこに居たの?それと彼はAちゃんの彼氏?」
「え」
ていうかガタイのいい兄ちゃんはやっぱり伊達さんやし…ヒロさんはまさかの飛び火になんか固まった…私が固まりたい…まっって、ちょっっとまって、流石に私一人じゃ決め兼ねるお話の内容…これもう無理、私キャパオーバーだわ…
お兄ちゃんに連絡…
ちげぇわ。
降やんに掛けよう…ていうか時間稼ぎが先だよね…。
『質問が多いですますです。』
後ちょっとトイレ!と恥じらいもくそもないけどコナン君台詞借りるよッッッ!!!
半ば逃げる様にポアロのトイレに籠った。
──────────
:side降谷
警察庁某所。
ピリリリッ…
珍しい人間からの着信に電話に出ればだ。
≪降やん助けてッッッ!ちょっと本気でキャパオーバー…無理…≫
行成のお助け連絡ときたものだ。
絶対に頼らないであろうと思った彼女からの連絡…詳細を聞けば寄った喫茶店で俺の同期全員に捕まったらしい…説明をしようにも赤の他人なら兎も角、あの2人や初対面の伊達に嘘は無理すぎだという事…そして運が悪い事に変装したヒロも巻き込まれているらしい…
待て、俺がそこを代わりたいんだが?
≪代わってほしい切実に…≫
あと時間ないからどうしたらいい???
事務所でバラせばいい???ていうか陣ちゃん達に話さないと、多分これから動き辛いのよね…と話す風見Aはしっかり真の通った意見を俺に伝える。
≪それで…零さんはどう思う?≫
「…は?」
徹夜続きだからか?
あのAが俺の名前を初めて呼んだ気がする…
374人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠衣(プロフ) - とても面白くて大好きです!これからも頑張ってください! (2020年4月16日 20時) (レス) id: 44c29d146e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:喜怒哀楽は見切り発車 | 作成日時:2019年11月15日 16時