EP34 ページ5
桃「まぁ…練習内容は濃いけどそこまで大変じゃないかもね
確かに大ちゃんですらやり遂げてるし」
青「…オイ人が居ない所で何話してんだよ」
大輝がストレッチを終えてこっちへ来た
山「お疲れっす
青峰さん明日も1on1やりましょうよ!」
青「あー…しゃーねーな」
大輝はまんざら嫌そうではない顔をしてる
山「よっしゃ〜!明日こそ5本先取するからね!」
桃「ねぇ山吹君
さっき言ってたもう一つの理由って?」
山「え?
あ〜それは…メガネちゃんが居たから//っすかね」
山吹君はそう言って私を指差した
貴「え…?私?」
山「そう!まさかあのメガネちゃんがこんな可愛い子になってるとは思わなかったよ!
目立ちはしなかったけど雰囲気ある子だな〜って思ってたけどさ!」
貴「ま、待って!私は貴方を知らないし
会った事もない……」
山「そりゃそうでしょ!
俺だって試合のある時に数回見かけただけだから
でも……他のギャラリーとは違って落ち着いてて
少し悲しげな顔してた時は…俺が笑顔にさせたい!って……
ホントは声かけたかったんだけどさ
途中から見に来なくなったじゃん?
最後に見かけたのは……全中三連覇したあの時だったかな?
あとはたまに赤司さんと居る所を見かけたくらいかな?
だから俺『ああ〜この人は赤司さんの彼女なんだ〜』って諦めたんだよね……
さすがに赤司さんには勝てね〜し……
だから赤司さんと同じ洛山に行ったかと思ったら
インターハイの時に桐皇学園のベンチにいるの見かけたのは驚いたよ!!
俺の見間違いかと思ったけどメガネちゃんだと分かった時は鳥肌たった〜
メガネちゃんが居る。
それだけで桐皇学園に来る価値は上がったね」
私の事を知ってるなんて思わなかった
回数は減ったが見に行ってた試合や練習もあったけど…
桃「え?!じゃあAちゃんが居るからうちに決めたの?!」
山「ん〜……まぁ決め手にはなったかな〜
つーかAさんって名前なの?
可愛いね//ニコ」
とても人懐っこい笑顔を私に向けた
山「つ〜わけで…
Aさん!ずっと気になって仕方なかった!
俺の事もっと知っていってよ!
そんで俺で良ければ付き合っ…」
青「…オイAはオレの女だ」
ギュッ
大輝がまた後ろから抱きしめてきた
山「は?!…え?!
青峰さんの彼女?!
何それ?!そんな事考えもしなかったし!!
いつから?!つーかズリイ!!
俺は帝光の時からAさんの事思ってたんだけど!」
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作者名:ochapy | 作成日時:2018年1月31日 22時