EP45 ページ16
貴「あの…大輝…」
何を言えばいいか分からなかったが
沈黙には耐えられなく大輝の名前を呼んだ
青「今日…
おばさん居るのか？」
貴「え？居ないけど…」
ガシッ
大輝に腕を思い切り掴まれエレベーターへ連れてかれた
青「…行くぞ」
そのまま家に入り玄関で抱きしめられた
いつもよりきつく抱きしめられ少し苦しい
貴「大輝…く、苦し…」
チュ
話す前に口をキスで塞がれた
いつもは優しいキスなのに今日は最初から深いキスだ
玄関に背中を押し付けられ深く深くキスをされた
息がしにくく頭が朦朧とし立っては居られなくなる…
大輝が私のスカートに手を伸ばしてきた
貴「ん…大輝！
ここだと…//」
何とか唇から離れ大輝に訴えた
青「……」
大輝の手は止まったが何も言わないで私を見下ろしていた
貴「お、お腹空いてるんじゃない？何か作る…」
大輝のその目を見ていられなく沈黙にも耐えきれず話題を変えようとしたが
青「…いらねー」
大輝はそのまま私を抱きかかえ部屋まで運んだ
ベッドに降ろされ私に有無も言わせずまたキスをされた
いつもとは少し違う大輝が怖く感じた…
キスは唇から身体全体に移動され話せるようになった
貴「…あ…//
大輝…怒ってる…？」
怖くても無意識に反応してしまう自分が恥ずかしい//
青「……」
大輝は返事もしないでキスをし続けた
こんな大輝は初めてだ…
どうしよう…怖い…
けど身体は大輝の行動に反応してしまう
チュッ
首元にキスをされ微かに痛みが走った
貴「…ん//」
青「…コレなら分かるな」
貴「え？」
青「…ワリィ…妬いた」
大輝はそう言って私の隣に寝転がった
妬いた…って言ってたけど…
貴「大也君に？」
青「…まー…いろいろだな」
やっぱり傷つけていた…
貴「…ゴメンね」
ぐぅ〜〜
私のお腹なのか大輝のお腹なのか分からないぐらい同時に鳴った
青「…ムードぶち壊しだな笑
腹減ったな
なんか頼むか？」
貴「作るからいいよ
待ってて美味しいの作るから」
いつもの大輝に戻って良かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 95人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ochapy | 作成日時：2018年1月31日 22時
