深紅の君に…3

EP125 ページ35

木「…リコ…すまなかったな…あんな言い方して」

リ「…ううん…気持ちはわかってるから

それにあれだけ乱暴なチーム相手にみんなのダメージが少ないのは

鉄平が守ってくれたおかげよ

あとは日向君達がなんとかしてくれるわ」

木「嗚呼

Aも…すまなかった

キツい言い方をしたな」

貴「気にしないで下さいニコ

カントクの言う通りみんなをテツ君を守ってくれて

ありがとうございます」

試合開始後テツ君のパスがキャプテンへ

3Pを構える姿を見て

！！肩の力がスッと抜けてる

コレはいつものキャプテンのフォーム

！！

全「うぉぉー！キャプテン！」

キャプテンの3Pが入り始め上手くボールが回り始めた

今度は伊月さんがレイアップで決めた

いつものウチのペースだ

試合終了残り1分

ついにウチが逆転した！

花宮さんがボールを持ってる

…だが様子がおかしい

彼をマークする伊月さんはスクリーンをかけられ

彼のマークがテツ君に変わった

フリが大きい

え…まさか…テツ君がターゲット…？

やめて…お願い…私の大切な人を…

貴「やめて！真さんっ！」

気が付いたら叫んでた

テツ君はぶつけられず上手く避けた

花宮さんはもう一度攻撃を仕掛けてくるかと思ったが

そのままゴールへ突っ込み

フローターショットで決めた

彼に何を言われたのか聞こえないが

黒「…みんなの夢の邪魔をするな！」

テツ君の怒りの声が響いた

イグナイトパスは大我の所まで飛び

木「ぶち込んじまえ火神！」

再度逆転するが攻撃の手を止めない

審判「試合終了っ！」

ブザー音が鳴り響く中私達はWC出場の切符を手にした

みんな喜びキャプテンと木吉さんはハイタッチをしてる

カントクは涙を拭き笑顔で勝利を喜び

コートから戻ってきた選手を労った

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