深紅の君に…3

EP109 ページ17

リ「あ！戻ってきた！

Aちゃん！こっち来て！

1年は残りの片付け」

体育館に戻るとカントクの周りにみんなが集まってた

貴「どうしたんですかカントク」

リ「どうしたもないわよコレ…」

カントクはさっき渡したノートを叩いた

日「なんつーか…凄すぎだろ

Aの能力」

伊「日向の時もビビったが

コレはそれ以上の気迫だったよ」

小金「これで顔があれば白黒写真だよ！」

木「まぁ描けねぇんだから仕方ないだろ

それにしても噂以上に上手いなA」

貴「あの…コレで伝わりますか？」

2年全「勿論っ！ニコ」

良かったー！

リ「ここから先はあたしの仕事よ！

よくやった！」

日「上手くできて偉かったな」

ワシャワシャ

キャプテンに頭を思い切り撫でられた

リ「冬の桐皇戦対策作るわー！」

カントクが燃えてた汗

日「んじゃ気をつけて各自帰れよ」

全「おつかれしたっ！」

黒「A、火神君

少し付き合ってくれませんか？」

火「別にいいけど

体育館は閉めるみてぇだぜ」

黒「マジバの近くにストバスコートありますよね

そこにしましょう」

火「なぁA

その…桐皇はどうだったんだ？」

貴「んー…大きな収穫はないけど

シュート練習は見てきたよ

その様子を描いてきたら先輩達に褒められた」

黒「Aの絵は迫力がありますから」

火「そうだな

で…青峰はどうだったんだ？」

貴「？特に何も？

誠凛まで送って貰ったくらい」

火「は？！アイツ来てたのか？！

つーか練習は！？」

黒「…青峰君は練習には出ません」

貴「変わってなかった」

火「はっ！ホント嫌な奴だなアイツ怒！」

貴「実力はあるから…悔しいけど」

黒「それでも勝ちます

ボクも完成しましたニコ

それを2人に見て貰いたくて」

火「やっとかよ待ちくたびれたぜ」

貴「勝とう！」

ストバスコートに着くとテツ君から指示が出た

黒「Aはそこで構えて下さい」

貴「え？形だけで…いい汗？」

黒「勿論です

それじゃあ…行きます」

……

！！

え？今…何が起きたの？

一瞬テツ君が消えて…

私の後に大我も確認した

火「やるじゃねぇか」

黒「これでキミと戦えます」

貴「テツ君の新技…凄かった

これでカレらを倒せるね！」

私達の未来を照らすかのように満月が

光り輝く夜だった

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