EP26 ページ27
〜VS誠凛高校〜
なんとか会場入りできたけど、ヤバイ！前半がもうすぐ終わる。
頑張って急いで来たけどやっぱり後半からかな？
貴「大輝！急いで！もうすぐで前半終わっちゃうよ！」
青「へいへい。分かってるよー。むしろ、後半に間に合ったんだからいいじゃねーか」
貴「ダメだよ。ほら、桐皇のベンチ向かうよ！」
青「おっ……A、先ベンチ行ってろ」
貴「ちょっと、大輝！」
どこ行くのよ？！そっちは相手の誠凛のベンチだけど……
ん？あれは大我？一度ベンチに下がってた？
青「そーそー、張り切ってくれよ
少しでもオレを楽しませるようにさ」
大輝！！！
コート入りしようとした大我に肩を組んで挑発する大輝……
火「テメェ…！！青峰！！」
貴「だ、大輝、もう早くこっちに……」
今「やっと来たか全く…早よ準備して出てくれや！！」
青「えー？つか勝ってんじゃん
しかも第2Ｑあと1分しかねーし。
あーもっとゆっくりでよかったか。Aが急がせるから」
原澤「ダメです。出なさい」
青「まーいいけどさ…
じゃあ…ま、やろーか
A、服と荷物頼むわ」
貴「あ、うん。分かりました」
大輝がポイポイ投げた洋服と荷物を拾って畳む。
第2Ｑ終わったらまずは監督と桃っちと今吉さん達皆さんに謝らなくては。
試合は残り1分もないのにゲーム展開が速すぎてあっという間に終了。
これから10分のインターバルがありその後に第3Ｑだ。
貴「監督！皆さん！すいませんでした！
私がうっかりしてたせいで青峰君を連れてくるのが遅れてしまいました。ホントすいません！」
原澤「まあまあ前半少しですが、これくらいならいいとしましょう。
次回は気をつけて下さいね」
今「そやな。青峰からは後半って聞いてた分前半少し出てもらえて良かったわ〜。
藤本が急いでくれたんやろ？ありがとな」
桃「Aちゃん、体調は平気？どうせ、青峰君に無理矢理午後付き合わされたんでしょ？！
それに、Aちゃんが急いで青峰君連れて来てくれてホント助かったよ！」
貴「ありがとうございます！以後気をつけます！
あの、実は今朝自宅で作って来たんですが…皆さんどうぞ」
パカッ
今朝家で作って来たレモンはちみつ漬けをみんなに見せる
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作者名：ochapy | 作成日時：2017年9月14日 22時
