【黒バス】黒子テツヤ君は彼女を溺愛しています！ ♪ Part3♪

93*おかしいよ* ページ5

人混みの廊下を走り続ける。




メイド服のままだからたまに、視線を感じる。






貴「ね、ねえ、テツヤ君！！どこ行くの！？」




聞いても返事は返ってこない。
ただ前を見て、走るだけ。








階段を下りて二階に着いた。

そこにはもう使われていない教室がある。


今では資料や道具などが置いてある。








テツヤ君が行きたかったのはきっとここだ。
でもどうして私も………？








その教室に入ると、私は突き飛ばされた。


貴「いっ！！」


私はバランスを崩し床に倒れる。





テツヤ君は無言のままドアの鍵を閉めた。






貴「どうしたの？」







冷たい瞳で私を見つめる。









黒「・・・・Aさん・・・。」









.









(ドサッ…………)









.









貴「・・・え・・・？///」









目の前に天井とテツヤ君が。



私は押し倒された。






貴「な、なにするn((黒「腹が立つ。」・・・！」









黒「Aさんは僕のモノなのに、異性の人間に触られてイライラするんです。

おまけに【彼氏になってやる】などとふざけたことを言う人もいますし。」






貴「テツヤ君・・・？」









黒「貴女は・・・・・Aさんは誰にも渡さない。
ずーっと僕のモノです。」




貴「ねぇ、おかしいよ。どうしちゃったの？」





黒「なに言ってるんですか？
おかしくないですよ。」





ニコッと微笑むテツヤ君。

でも、その笑顔は怖くて、あの優しい笑顔じゃない。









この時私は初めてテツヤ君に対して【怖い】と思った。

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