91話目の段 ページ44
『文次郎君お疲れ様…姫華様大変だったよね…｡』
文次郎「色々連れ回されて一方的に話しかけられベタベタ身体触って来るし…あぁ…すまない部屋で休んでるな。」
『本当にごめんね…ゆっくり休んでね…｡』
網問「そういえばあの人さっき会った時も僕達に凄く興奮してました。手紙通り要注意人物ですね…｡」
間切「うん…姫って呼んで〜ってしつこくて…うぷ…」
『…ごめんなさい姫華さんが』
網問「Aさんが謝ることじゃないですよ｡前の天女みたいにあんな風な態度は慣れてますので。」
間切「そうです｡うぷ…ほら泳ぎに行きましょう｡」
第三協栄丸「おーい2人ともちょうど良かった!ちょっと手伝ってくれ!」
『あ、呼ばれてますね。私は大丈夫なので行ってください｡また後でお話しましょう。』
2人「すいません…ではまた後で。」
【1人になっちゃった…】
『……流石に怖いな1人で泳ぐの…足だけ浸かって遊ぼ』
浅瀬で足だけ浸かって遊んだり浜辺で蟹を見つけてしばらく見ていると誰かに話しかけられた｡
舳丸「あの､Aさん何してるんですか？」
重「あ、蟹だ。」
『あ、舳丸さん､重さん実はかくかくしかじかで…』
舳丸「なるほど…だから服も着替えてたんですね。俺達で良ければ教えましょうか？今暇してた所なので｡」
『いいんですか?』
重「はい。行きましょう｡」
『ありがとうございます。』
海に入り早速教えてもらう
舳丸「そうそう上手ですよ｡そこで息継ぎです｡」
重「1回手を離してみるので僕達の所まで泳いでみてください。」
『はい…行きます｡』
教えてもらったやり方で少し離れた2人の元に泳いでいく｡
【後少し…!着いた…】
舳丸「よく頑張りましたね。」
重「息継ぎもちゃんと出来てましたよ。」
『ありがとうございます…2人が教えてくれたので泳げるようになれたんです。』
その後1時間ぐらい2人と一緒に泳ぎ疲れたので上がることにした｡
舳丸「また一緒に泳ぎましょう…。」
重「Aさんと泳ぐの楽しいです!」
『私も2人と遊べて楽しかったです｡また泳ぎに来ますね!』
協栄丸「おーい!Aちゃん楽しかったか?お風呂沸かしてもらったから入って来ていいぞ。」
『第三協栄丸さん!ありがとうございます。先にお風呂失礼します!』
風呂入らせてもらいまた子袖に着替え部屋で一時休んでると夕ご飯ですよと義丸さんが呼びに来てくれた。
義丸「Aさん髪下ろしてるのも可愛いですね｡」
『え、あ、そんな事ないですよ？』
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作者名：歌弥乃 | 作成日時：2024年1月2日 14時
