86話目の段 ページ39
その後本当に治るまで三郎次君が看病してくれて2日で風邪治りました。
三郎次「Aさんおはようございます｡風邪良くなったみたいで良かったです!」
『おはよう｡ありがとう｡三郎次君に風邪移ってなくて良かったよ』
三郎次「俺風邪には強いですから!じゃ授業行きますね。」
授業に向かう三郎次君を見送り仕事へ向かう｡
『…あ、姫華さん…お久しぶりです…』
姫「ふふ、久しぶりねA町にいるのも飽きちゃったから帰ってきちゃったわ」
廊下を歩いていると久しぶりに姫華様と会ってしまった｡
姫「あんたまだしぶとく生きてたのね〜とっくに消えたかと思っていたわ。消えたと思って帰ってきたのに残念｡あ、そうそう町でね〜昆奈門さんに会って沢山お話してくれたわ〜！ふふやっぱり私ってモテるのね！尊奈門君が姫をずっとみてたの!好きになったのかしら！」
【昆奈門さん会いたいなー…尊君ただ単にあなたの事見てただけだと思いますよ。なんて言えないけど｡】
姫「後は、あんたが消えたら利吉君も学園の五.六年生も姫を愛してくれるのに!まぁいいわ。もうすぐあんたは終わりだから…(ボソッ)」
『え、最後なんて言ったんですか？』
姫「なんでもないわよ。姫これから部屋で寝るわ｡またね〜♪」
『なんだ?…意味わからん…｡』
事務室に付いて扉を開けると秀作君しかいなかった。
【あれ、吉野先生居ない?】
小松田「あAちゃん〜！風邪治ったの〜?」
『あ!秀作君おはよう。治ったよ。度々仕事休んでごめんね?』
小松田「気にしないで〜！Aちゃんいつも頑張ってるんだから休んでいいんだよ〜？それにいつも僕のフォローしてくれてるでしょ?だから僕もAちゃんが休んでる時ぐらい頑張りたいんだ!まぁ相変わらず失敗ばかりだけど…やっぱり僕へっぽこ事務員なのかな…自信ないや」
『秀作君は頑張り屋だよね。前の世界でこの世界見てた時もさ秀作君頑張ってるな〜！凄いな〜って思ってたんだよ。へっぽこだけど、失敗するけどでもそれって成功に少しづつでも近づいてると思うんだ。どうせ上手くいかないんだ…僕は駄目なんだって思わずなにか1個成功したら自分を褒めてあげたらいいんじゃない?私も前の世界では何もかも諦めてたけど今は少しづつだけど自分で自分を褒められるようになったよ。』
小松田「Aちゃん…そっか。そうだよね!僕もそうなれるように頑張るよ！ありがとう!!!」
『うん。お互い頑張ろ!』
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作者名：歌弥乃 | 作成日時：2024年1月2日 14時
