私が幸せになるまでの物語 Ⅱ (ページ18)

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65話目の段ページ18

『そうかな…?変じゃない?』
喜八郎「変じゃないよ～可愛い…A～」
ギュ
『喜八郎君抱きつかないで…恥ずかしいから』
喜八郎「やだー後でって言ったじゃん」
【冗談かと思ってたのに本気だったんだ…】

藤内「…綾部先輩ずるい…(僕だってお姉さんに抱きつきたい…予習してないけど。)」
仙蔵「お、一年が帰ってきたぞ。」

兵太夫「ただいま帰りましたー！」
伝七「遅くなってすいません…ってお姉さん!?」
『2人ともお疲れ様。あ、これ…変だよね?』
2人が帰ってきてびっくりしてたからやっぱり変なんだと思っていると大声で叫ばれた。
兵太夫「変じゃありません!すごく可愛いです!」
伝七「そうです!自信もってください。これ先輩達が?」
仙蔵「あぁそうだ､今まで化粧した事ないって言ってたからな。な、大丈夫だろ?」

【まだちょっと不安だけど自信もっていいのかな…｡】
『ありがとうみんな…これからは化粧たまにしてみるね。』
喜八郎「んーやっぱりだめ。可愛いAをみんなに見られたくない…作法委員会が知っていればいい～(これ以上ライバル増えて欲しくない…)」

仙蔵「(喜八郎のやつAが本気で好きなんだな…負けられないな。)そうだな…他の奴には見られたくないな。」
『え～…五年にだけは見せてこようと思ったんだけど…駄目?』

2人「だめ。」
藤内「だめです!」
『…分かったよ。でもありがとう初めて化粧体験出来て嬉しかったよ。』

仙蔵「ん、また化粧したい時は作法室に来い。作法委員会だけなら見せていいからな。ほら落とすぞ」
『ん、分かったよ。』
喜八郎君に抱きつかれたままなので仙蔵君が化粧を落としてくれた。

伝七「兵太夫絶対は組に言うなよ？」
兵太夫「もちろんだよ…こんな可愛いお姉さん誰にも見せたくないよ。伝七こそ言うなよ?」
伝七「ああわかってるさ。」

仙蔵「さっきも言ったがA化粧した事誰にも言うなよ?3人もいいか?」

3人「はい!」
『ん、分かった。』
仙蔵「よしなら今日の委員会は終了だ。」
委員会終わったので一年と藤内君は部屋を出て行った。
『ねぇ喜八郎君いつまで抱きついてるの?』
喜八郎「んー離れたくないからずっと～」
『いや私今から食堂の手伝いなんだけど…仙蔵君助けて…』
仙蔵「面白いからそのままでもいいんじゃないか?」
結局仙蔵君助けてくれなかったので喜八郎君に抱きつかれたまま廊下歩いてるとたまたま会った滝夜叉丸君が喜八郎君を連れて行ってくれました。。