私が幸せになるまでの物語 (ページ8)

今日:10 hit、昨日:104 hit、合計:17,507 hit

6話目の段ページ8

ー六年生sideー

天井裏に隠れていた六年生6人(長次、留三郎、小平太も途中で合流していた)だがA達が部屋を出ると六年長屋に戻ってきた。

伊作「なんか今回の天女様変な子だね」

文次郎「は、どうせすぐ本性現すさ。」

小平太「その時はすぐに天に返すさ！いけどんマラソンさせて疲れさせてからな!」

伊作「でも僕Aさんに今までみたいな嫌な印象持たなかったな末崎さんは苦手だけど」

留三郎「伊作何言ってんだ?早速天女に魅せられたか？伊作は優しいからすぐに魅せられるからな…」

伊作「それは前の天女でしょ!それに今回はちゃんとつけ込まれないようにするもん」

仙蔵「それはいい心掛けだ､我々も末崎やAに惑われないように気をつけよう」

長次「もそもそ(末崎やAが何か仕掛けてきたら惑わされたフリをするんだ)」

文次郎「フリだと?もし本当にかかったらどうするんだ!上級生がかからなくても下級生がかからないともいえないだろうが」

仙蔵「いや下級生にもその作戦を伝えた方がいいだろう
色仕掛けを避ける実践練習にもなるしな」

留三郎「なるほど、仙蔵が言った通り前の2人の天女の時は下級生(モブ)でも惑わされていたからな!いいかもな。」

小平太「わかった!早速言いに行くか!」

長次「もそもそ(待て小平太まだ話がある、さっき伊作が言った通りAには嫌な感じしなかったが一応気をつけてた方がいい。)」

伊作「それにチラって見えたけど僕たちが殺気少し出した時Aさん怖がってたんだよね。もしかしたら気配とかに敏感なのかも。何か隠してる気がする」

仙蔵「私もそう思う末崎は前までの天女と同じで我々の殺気には気づかなかったがAは天井裏に居た我々に気づいていた。」

文次郎「本当か?」

仙蔵「あぁ気配消していたはずなのに気づかれたからな相当気配や殺気に敏感だ｣

伊作「まぁとりあえず警戒しながらかかったフリをしようよもう前みたいにかからない。下級生とようやく元の関係に戻ったんだからね」

5人「そうだな、あの時は許してもらえるまで謝り倒したからな。もう下級生は悲しませない｣

前の2人の天女にハマった上級生達は委員会にも勉強にも身が入らなくなり下級生に嫌われていたが反省した上級生達が1週間毎日下級生に謝りづつけやっと、許してもらえたのである､

もうあの悲劇をくり返ないと誓った六年生であった､

ー六年生side終わりー