46話目の段 ページ48
???[何よその目は…あんたにあげるご飯は無いわよ?]
???[おい!掃除しとけって言っただろ!?なんでしてないんだ!罰としてここに入ってろ!]
???[お前邪魔なだけなのになんで産んだのかしら]
???[ああん?俺達に逆らうんじゃねーよ!]
???[無駄に金かかるだけだし存在が邪魔だしこいつ捨てない?]
???[お、そうだな笑]
【パパ…ママ…嫌だ捨てないで…ごめんなさいごめんなさい…もっといい子になるから…ご飯も我慢するから…】
『嫌だ乗りたくない!』
???「さっさと乗りなさい!」
???[行くぞ!]
『やだ!捨てないで!』
???[うるさい!黙れよ!]
???[ちょ、、あんた前見て!きゃー!]
???[トラックが!うわぁーー!!]
【そうだ、、思い出した…私パパとママに捨てられそうになって車に載せられて…あの事故が起きて私だけ生き残って頭打って記憶がなくなっていたんだ…。なんだ…私って誰にも愛されていなかったんだ…。】
『……グス』
勘右衛門「……A泣いてる?」
雷蔵「え、、?」
伊作「……!Aちゃん」
『…………ここは…?』
三郎「A!良かった…!」
兵助「ここは忍術学園だ」
八左ヱ門「2日も目を覚まさなかったんだぞ…心配した。」
【……忍術学園?2日?あ、そっか私い組を庇って山賊に…】
『そっか、、そういえばなんでみんな居るの?』
勘右衛門「俺達さっき実習から帰ってきたんだ。そしたらAが倒れたって聞いて慌てて来たんだ…もう本当良かった…!」
三郎「勘右衛門さっきまで泣いてたもんな。」
勘右衛門「三郎言うなよ〜!」
兵助「A元気になるように豆腐食べるか?」
八左ヱ門「兵助は相変わらずだな……」
雷蔵「Aお土産買ってきたよ。」
『お団子だ……!ありがとう!』
もらったお土産を食べてると走ってくる足音が聞こえてくる。
バタバタバタ
彦四郎「お姉さん!」
一平「目が覚めたんですね!良かったです!」
『彦四郎さん、一平さん……』
彦四郎「ほら2人とも」
左吉&伝七「お姉さん…助けてくれてありがとうございます…あと今まで避けててごめんなさい!」
『左吉さん、伝七さん…顔あげてください。君達が無事で良かったです。』
左吉「…お姉さん…僕達とも仲良くしてください…!」
伝七「お姉さん!」ギュー
『いた…はいこちらこそ仲良くしてください。』
伝七「あ、ごめんなさい!」
『大丈夫ですよ。』
彦四郎「僕達にもタメ口でいいです!」
一平「名前も呼び捨てがいいです!」
『ふふ分かったよ。』
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作者名:歌弥乃 | 作成日時:2023年12月8日 13時