私が幸せになるまでの物語 (ページ42)

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40話目の段ページ42

シナ先生「辛かったね…」
『まぁ殴られたりするのは慣れてるので…だけどリボンを切られるとは思ってなかったな…』

山田先生「あの、ひとつだけ聞いていいか？」
『はい?』
山田先生「また友達作りたいって言ってたよな…またってどうゆう事だ?」

『……2年前私が12歳の時初めて出来た友達が居たんです。友達という存在が出来て姫華様の暴力にもその子が居たから少しは耐えれていたんです。本当に毎日楽しくてその子だけは信じられるかな?って思っていたのに…突然裏切られたんです…』

土井先生「どうゆう事だ?」

『…その子実は姫華様の取り巻きだったんです。姫華様の指示で友達の振りしていただけって言われて……それからは姫華様がほかの取り巻きにもこいつはおもちゃだから好きにしていいよとか言ってこの世界に来る前まで姫華様や取り巻きにずっと殴られていたんです……その子の事友達って本気で思ってたから裏切られて本当にショックでもう友達なんて作らないって決めていたんです。』

勘右衛門「……酷い…末崎のやつ…」
三郎「本当に許せん。」

『あの五年のみんな本当に私と友達になってくれるの?裏切ったりしない…?』

兵助「もちろんだ」
八左ヱ門「さっき三郎も言ったけど裏切ったりなんかしないぞ」
雷蔵「Aちゃん僕達を信じて?」
『……うんありがとう。これからよろしくね。』

伊作「あ、もちろん僕も君の友達だからね」
『ありがとうございます善法寺さん』
伊作「伊作でいいよ。後タメ口がいいな?」
『でも年上ですし…』
伊作「友達なんだから年上とか関係なし。いいね?」
『ふふ、分かった伊作君もよろしくね。』

土井先生「良かったですね」
山田先生「本当に安心した、Aに友達出来て。」
シナ先生「山田先生本当に娘みたいですね？」
土井先生「ぇぇ娘欲しいって言ってましたから」
シナ先生「ふふ」
山田先生「あぁあんな可愛い娘が出来て幸せだ。」

そんな事を話しながらAと生徒達を見る

『あ!そうだ食堂のお手伝い忘れてた…昨日も夜出来なかったのに…最悪だ…謝りに行かなきゃ。』
おばちゃん「謝らないでいいわ…そんな事よりAちゃん良かったわ無事で…」
『おばちゃん!?どうしてここに……?』
おばちゃん「お腹すいたでしょ?おばちゃん特製元気が出るご飯持ってきたのよ。良かったら食べてまた明日から手伝ってくれてら良いわ。」

『ありがとうございます…明日からガンガン働きます…!』