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34話目の段 ページ36

三郎君に手を引かれしばらく歩いてると三郎君が立ち止まる。

三郎「よしここでいいだろ」
『三郎君…?』

三郎君は周りの様子を見てから話しだした。

三郎「いきなりごめんな。末崎がAを睨んでたから離した方がいいと思って」
『あ、そうゆう事…』
勘右衛門「あ、居た!末崎さんは六年の伊作先輩が見えたら行ったから大丈夫だよA」
兵助「大変だった…」

『あ、皆ごめんね…。私なんかの為に…』

八左ヱ門「こら、そうゆうときはありがとうでいいんだ、こいつも心配してたんだぞ」
『わ、猫ちゃん、、……ありがとうみんな。』
黒猫はさっきみたいに飛び乗ってきた

雷蔵「よしみんな揃ったから食堂行こうか」
八左ヱ門「その前にこいつ小屋に戻してくるわ、先行ってて!」
『昨日休んだ分手伝いしなきゃ…』
勘右衛門「時間あったら一緒にご飯食べようね!」

八左ヱ門君は黒猫を抱っこして生物小屋に走って行った。
食堂に着くとおばちゃんに声をかけられた。

食堂のおばちゃん「あら、Aちゃん!昨日は大丈夫だった?」
『昨日はすいませんでした。もう大丈夫です!朝の手伝いします。』

おばちゃん「それなら良かったわ…なら早速皿洗いしてもらっていいかしら」
『はい!』

メニューを選んでる五年に手伝いに行く事を告げ厨房に入る。八左ヱ門君も来てたみたいだ。

『よし昨日の分も頑張ろ…!』
しばらく皿洗いしていると授業を告げる鐘が鳴る。

おばちゃん「Aちゃん朝はこれくらいでいいわ。朝ごはん食べなさい。少なめにしといてあげたから。」

おばちゃんにそう言われ朝ごはん食べる
『やっぱり美味し…』
『おばちゃんご馳走様でした。また昼手伝いに来ますね。』
おばちゃん「待ってるわね。行ってらっしゃい。」

『行ってきます』
【行ってらっしゃいか…初めて言われたな…】
そんな事を考えながら事務室へ入る。

『吉野先生、小松田さんおはようございます。』
吉野先生「はいおはようございますAさん。今日はこの作業をお願いしますね。」

小松田「おはよう〜Aちゃん!わ!」
『危ない!…間に合った…』
小松田さんがコケそうになり持っていた書類の紙をばら撒かれる前にキャッチする。

小松田「ごめんね〜」
吉野先生「小松田君!全く君は…」
『まぁまぁ吉野先生…書類は大丈夫だったから許してあげてください。』

吉野先生「次からは気をつけてくださいね!」
小松田「はーい、あ!侵入者の気配!」

『侵入者……?大丈夫かな?』

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作者名:歌弥乃 | 作成日時:2023年12月8日 13時

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