私が幸せになるまでの物語 (ページ29)

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27話目の段ページ29

『な、なんですか…?』

姫「なんですかじゃないわよ!なんであんたが姫を差し置いて人気になってんのよ！調子乗るんじゃないわよ！」

『調子なんか乗ってません､､』

姫「あんたは私の引き立て役でいればいいのよ！それなのに五年には友達になってとか言われてるし、下級生達にはお姉さんとか言われて、挙句の果てには私の伊作君に気に入られてるし!なんなのよあんた全部見てたんだからね!あんたが人間らしさ出すんじゃないわよおもちゃの癖に!姫に逆らったらどうなるかあんたが1番分かってるわよね､､?あの時の気持ちまた味わいたいの?」

『……や、やだ､､』

姫「うるさいわね､､黙りなさい!」
姫華様は私をまた殴ったり蹴ったりしてきた。
そこへ誰かの足音が近づいてきた

【あ、治療してもらったのにまた血が出てきた､､】

姫「ち、、誰か来るわね､､あんたは黙ってなさいよ」
そこへ現れたのは土井先生と山田先生だった。

土井「おやAさんと末崎さん」
山田「どうしたんですか?こんな所で」

姫「従兄弟同士話していただけです～♡」

土井「そうですか､､あAさん吉野先生が探していましたよ。って血出てませんか？」

『あ、もう仕事の時間始まってる…すいません行きます。怪我しただけなので大丈夫です。』
山田「あ、ちょっと待ってください!治療しないと…」

姫「(余計な事言うなよ)」
『大丈夫です、すぐに止まりますよ。お2人も今から授業なのでは？では失礼します､､』

そう言って逃げるようにその場から去る。

土井「あぁ、授業始まる!」
山田「あぁ､､そうだな我々も急ごう、では末崎さん失礼します。」

姫「はーい♡頑張ってください～♡…ち、邪魔入っちゃった､､まぁいっか､､また夜あいつの部屋行こ～♡」

『す、すいません吉野先生遅れました！』

吉野先生「おやAさん大丈夫ですよ。それにしてもなんですかその怪我は､､」

『実はかくかくしかじかで､､』

吉野先生「そ、それは大変でしたね､､仕事昼から休んでもらってもいいですよ?痛いでしょう?」

『いえ､大丈夫です。やります､､やらせてください。』

吉野先生「でも…分かりました。でも絶対無理はしない事、痛くなったらすぐに言ってください。」

『はい､､あれ小松田さんは?』

吉野先生「あぁ門番と掃除に行かせました。あなたが来る前またいつものへっぽこで書類駄目にしたので､､直すの手伝ってもらえますか？」

『分かりました!』