私が幸せになるまでの物語 (ページ23)

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21話目の段ページ23

【よしもうすぐ食堂だ!】

食堂が見えてきて裏口から入ろうと歩いていたら地面が無くなった。

『いてて､､落とし穴…?』
落とし穴に落ちてしまい上を見あげると誰かが覗いてきた。

「おやまぁ、天女様」
『やっぱり君の掘った落とし穴ですか､､綾部喜八郎』

喜八郎「落とし穴のターコちゃん40号でーす、それにしても目印置いてたのにドジですね～」

『急いでいたので見えてなかっただけです。とりあえず出してくれませんか？』

喜八郎「えーやです。なんで天女助けないといけないんですか～?ずっと居ればいいのに～｡てか落とし穴に落ちたのに泣かないんですね～｡」

『別に泣くほどじゃないし、、前の世界でもよく落とされてたし､､それに今まで落ちてきた穴より作りが綺麗で関心すらしてます､､それより助けてくれないなら自分で出ます』
【とはいえ、どうしようか…早く食堂行かないと､､】

喜八郎sideー

食堂近くでターコちゃん掘ってたら作ったばかりのターコちゃん40号に誰かが落ちた、また保健委員が落ちたのかと見に行ったら新しく来た天女の1人だった。

僕は天女が嫌い。
前の天女に穴掘りばっかしないで町に遊びに行こうよ～とか穴掘りばっかしてて面白いの?そんなのしてないで構ってよとか言われてきた
天女が来たせいで滝夜叉丸や先輩達が妖術にかかっておかしくなって怖かった。もうそんな思いしたくない。

AAも他の天女と同じって思ってたのに昨日会った時も部屋何処でもいいって言ってて驚いたし媚び売ってこないし今だって怖くないとか言うし変なの…
でも落とし穴綺麗って初めて言われた､､嬉しい､､

Aの事知りたくなった､Aだけは信じてみようかな､､

喜八郎side終わり

『うーん、前落ちた時は手が届いてたから自分で出れたけど深いな…』
どうしようかと思っていると喜八郎が手を伸ばしてきた。

喜八郎「ん、助けてあげます捕まって。」
『あ、ありがとうございます､､っ…!?痛､､』
喜八郎に引っ張って貰う時右手首に痛みがはしった
穴に落ちた時痛めたようだ､､

喜八郎「手首痛めたんですか～大丈夫ですか～?」
『大丈夫です､､こんな怪我慣れてます､､あ、食堂行かないと!」

さっきと態度が違う喜八郎に混乱しながら右手首を押さえて食堂へ走る

喜八郎「おやまぁ行っちゃた。怪我慣れてるってどうゆう事…?ま、いっかそれにしても軽かったな､､」
また話したいなと呟き落とし穴作り再開するのだった