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17話目の段 ページ19

姫「ふふっ合格だわぁ。言わなかったらまた殴ってあげようかと思ってたのに〜♡」

土井先生から少し離れて歩いてる私に姫華様が話しかけてくる。
『………』

土井先生「あ、食堂ここです。ついでに朝ごはん食べましょうか。」

食堂のおばちゃん「あら土井先生、それに天女様達も」

姫「今日から手伝いする事になりましたぁ!よろしくお願いします〜♡」

『よろしくお願いします。頑張って働きます。』

食堂のおばちゃん「(どうせすぐ仕事しなくなるんでしょう、学園長も天女来る度食堂のお手伝いさせるのは辞めて欲しいわ。)そうよろしくね。朝はいいから昼から頼んでいいかしら?」

姫「わかりました〜♡」

土井先生「Aさんは後で事務室にも案内しますね。おばちゃん朝食食べて行きます。お2人とも何にしますか?」

【Aは焼き鮭定食、Bは卵焼き定食か…卵焼き食べたいな。】

『じゃあBでお願いします』

姫「姫は焼き鮭定食食べたい〜!」
土井先生「私もAで」

食堂「わかったわ。待っててね」

料理待ちながらどこの席に座ろうか迷ってるとバタバタと足音が聞こえて誰かが食堂に入ってきた。

「おばちゃんBください!」
「間に合った〜!あ、おばちゃん俺もB!」
「兵助早いぞ!豆腐の味噌汁があるからって走るなよ!」
「まぁまぁ三郎落ち着いて、うーんどっちにしようかな」
「おほー!焼き鮭定食あるじゃん!Aにしようかな」

【げ、五年生…あ、目が合った。】

勘右衛門「あ!天女様達も今から朝ごはんですか?」

姫「そうなの〜♡一緒に食べようよ〜♡」

【チャンス!】
五年生が姫華様に気をとられてる内におばちゃんから料理受け取り1番隅の椅子に座ることに成功した。土井先生も同じ席に座ってきた。

【早く食べて事務室案内してもらお…ん…?なんでこっちに向かって来てるの…?】

八左ヱ門「あAさんいつの間に?」
三郎「隣ゲット〜」
勘右衛門「あ、ずるいぞ三郎」

【…なんで隣に…?めっちゃくちゃ姫華様睨んできてるんだけど、、】

兵助「天女様もBなんですね!もしかして豆腐好きなんですか?」

『まぁ1丁丸々は食べれないけど好きです…。』

兵助「、、、!(豆腐好きな天女様初めてだ!さっき末崎さんにも聞いたら嫌いって言われたし前の天女も苦手って言ってた。豆腐こんなに美味しいのに!!Aさん豆腐好きなんだ!)」

雷蔵「兵助〜おーい兵助?」

兵助「は!Aさん!今度一緒に豆腐料理食べませんか!?」

…『は?』

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作者名:歌弥乃 | 作成日時:2023年12月8日 13時

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