15話目の段 ページ17
チュンチュン
『んん…もう朝…?え、寝坊した!!早く姫華様達のご飯作らないと!…あれここどこ…?…そっか忍たまの世界に来たんだった』
【布団で寝たのすごい久しぶり…爆睡できたな。。そうだ今日朝会あるんだった…】
起き上がり布団を片付け髪の毛を結びリボンを巻いて昨日もらった事務服に着替えた。
『まだ早いのかな…?顔洗いたいなぁ…歯磨きしたいな〜』
そんな事を呟きながら部屋でぼーとしていたら襖に人影が写った。
【誰…?】
土井先生「おはようございますAさん、起きてますか?」
『【土井先生か…。】あ、はい起きてます。どうぞ。』
土井先生「失礼します。早いですね。昨日井戸を案内するの忘れてたので行きましょうか」
『…はい【顔洗える〜!やった!】』
ワクワクしながら土井先生に着いて行くと井戸が見えてきた。でも誰か居る…
???「あ、おはようございます土井先生!って天女様…?」
【あー…1番会いたくない六年の潮江文次郎と七松小平太と中在家長次だ…】
土井先生「あぁおはよう3人とも早いな。」
文次郎「深夜訓練をしてまして、、あ、天女様初めましてですね。名前言わなくても天女様ならご存知ですよね」
小平太「ふーん、もう1人の天女か、地味だな!」
長次「もそ(土井先生何故天女様といるんですか?)」
土井先生「こらこらAさんが怖がってるだろ、井戸を案内してたんだ。て何故Aさんそんな離れてるんですか?」
【いや、3人のこっちを見る目怖いからだよ!絶対この3人には会いたくなかったのに…】
文次郎「天女様どうしました?」
小平太「こっち来い」
長次「もそ(天女様…?)」
3人はそう言うとどんどん近づいて来る
【来んな!】
土井先生「こらそこまでにしなさい!朝会もうすぐ始まるぞ!」
「…ちえ、、失礼します」
やっと行ってくれると思ったら土井先生に聞こえない声で3人は呟く。
文次郎「余計な事したらすぐ天に返す」
小平太「土井先生味方にしたのか、やっぱり天女だな!」
長次「ふたりがすまない」
『え、?』
土井先生「Aさん大丈夫でしたか?」
『大丈夫です…』
土井先生「そうですか…?あ、井戸はここです。」
その後土井先生に井戸の使い方を教えてもらって無事に歯磨きと洗顔出来ました。
土井先生「さてそろそろ朝会の時間です、校庭まで案内します」
【っ…いよいよか…。怖い…あぁ…怖い…】
校庭が近づくと手が震えてきた、、
『大丈夫やれる大丈夫…。』
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作者名:歌弥乃 | 作成日時:2023年12月8日 13時