12話目の段 ページ14
姫「きゃは♡お前は今日から姫のおもちゃな♡」
姫華母「それにしても笑わないわね？気味が悪いわ」
姫華父「しょうがないだろ笑 実の両親にもーーーされていたんだから笑」
これは夢…?私が姫華様家族に引き取られた時だ…
姫「姫に逆らったらどうなるかわかってるよね?ならあそこの店から本を万引きしてこい！」
私が10歳の時本屋に連れていかれて本を盗んでこいって言われたんだ､､結局バレて怒られたっけ…
姫「こいつ姫のおもちゃなんだぁ♡みんなもおもちゃにしていいよ〜？」
「ほんと〜？」
「楽しい〜！」
「本当泣いたり笑ったりしないよな笑化け物じゃね?」
姫「そうだよぉ こいつは化け物だから退治しないといけないとねぇ?」
これは12歳の時
姫華様の取り巻きにいつも殴られていたんだっけ､､
あれ…私っていつから感情を表に出さなくなったっけ?
産まれてから私幸せだった記憶がない…
私の両親私を大事にしてくれていた?
なんで事故で亡くなった事しか覚えてないんだろう。
愛されていたよね…?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【んん…誰か呼んでる…?】
シナ先生「AさんAさん!」
『…シナ先生…?』
目を開けるとシナ先生が心配そうに私を見ていた。
シナ先生「魘されていたのよ？怖い夢でも見たの?」
『昔の夢…です。』
シナ先生「大丈夫?もう夕方だからお風呂案内したいんだけど」
外見ると夕焼けが広がっていた､､だいぶ寝ていたんだな…
『大丈夫です、行けます､､』
シナ先生「無理しないでね?」
『…はいありがとうございます』
シナ先生「行きましょうか。私も一緒に入るわ。」
シナ先生はそうゆうと寝巻きと新しい下着をくれた。
部屋を出てしばらく歩くとお風呂場に着いた。
くのたま専用風呂らしい
シナ先生「本当は天女は忍たま長屋の方のお風呂で時間決めて入っていたのだけどAさんはこっちで入らせますって学園長に許可もらったのよ。忍たまに会いたくないのでしょう?」
【そこまで考えていてくれたんだ。優しいな…でもまだ信用出来なくてごめんなさい。】
脱衣場に入ると誰もいなかった。
シナ先生「くのたまは全員先に入らせたわ。誰もいないわ。」
元の世界から持ってきていた髪ゴムと愛用のリボンを外す。
姫華様が髪の毛引っ張りやすいからと髪伸ばせと命令されていんだっけ…胸まで伸びてたんだ。
この黄色いリボンは唯一自分で買うことが許された私の宝物。
⚠設定に髪の毛について追加しました⚠
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：歌弥乃 | 作成日時：2023年12月8日 13時
