十話 ページ10
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「...」
「...」
『...えーっと。2人とも?なんで互いにそんな威嚇してるのかな?』
「「してない」」
『息ぴったり』
私の目の前には互いに威嚇するほーちゃんと緑の髪の男の子
同い年...?いや相手の方が若干年上?
よくわかんないけど、ほーちゃんと2人で家の中を探索していたら
とある部屋から出てきた緑髪の男の子。
そして挨拶をせず、今こうやってバチバチしてるの
意味わかんないよ
『緑髪くん、私はA。今日からこの家でお世話になります。よろしくね』
私が挨拶するとチラッとこちらを見た緑髪くん
『ほら、ほーちゃんも』
「僕に指図するな」
『ほーちゃん、挨拶してくれたら私凄く嬉しい』
「......はぁ(クソデカため息)名もない放浪者だ。好きに呼ぶといい」
『ありがとう、ほーちゃん』
...あれ、ひょっとしてほーちゃん私の事めちゃめちゃ大好き.......
いや、それは無いな。うん。
「我は魈。璃月を守る仙人だ。訳あって今は旅人の部屋を借りている。数日したら出ていくつもりだ。
お前達とはあまり顔を合わせる機会が無いだろうから、宜しくはしない
ゆっくり休むといい」
そう言って魈くんはこの場から離れようとした
彼が行っちゃう前に私は大きな声で『ありがとう、魈くん』
と感謝の言葉を告げると
背を向けたまま静かに1回頷き、家から出ていった
「A、うるさいよ」
『なんでよ。ありがとうって伝えただけじゃん』
「感謝を伝える相手は僕だけでいいだろう?」
『良くないよ何言ってんの』
いつまでこの上からの態度が続くのだろうか...
自分が神だって思ってるのかねぇ
しばらく周りを探索していると
とある置物に目がいった
『これは...扇子?』
綺麗で鮮やかな色をした扇子が綺麗に飾られてあった
「何か見つけたかい?」
するとほーちゃんが後ろから近づいてきた
「扇子か」
『うん。凄く綺麗』
私がそう呟くと
「ありがとうございます」
と、今度は綺麗な女の子が横から現れた
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櫻井(プロフ) - れいかさん» そういえば夢主の気持ちも曖昧なままですね...。素敵なリクエストありがとうございます! (2023年1月24日 1時) (レス) id: 6ccf21ff78 (このIDを非表示/違反報告)
れいか(プロフ) - コメント失礼します!いつも楽しく読ませていただいてます!もしよければ、マシュがモブ子ちゃん(誰)と話してて夢主ちゃんが嫉妬してるのが見たいです! (2023年1月23日 21時) (レス) id: e20f39b020 (このIDを非表示/違反報告)
櫻井(プロフ) - はくあさん» リクありがとうございます!さては貴方、ドMですね!?(そりゃそうだろ)お揃いですね!(コラ) (2023年1月23日 0時) (レス) @page17 id: 6ccf21ff78 (このIDを非表示/違反報告)
はくあ - 罵倒されたいです...........!(おい) (2023年1月22日 20時) (レス) @page17 id: 3df7a9e742 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫻井 | 作成日時:2023年1月10日 0時