ドナーソング パロ ※シリアス ページ9
ー貴方は、大切な人の臓器を提供できますか?ー
「煌!煌…っ!」
「A、剣くんは…もう…」
「そ、んな…」
意識不明の重体。もう、煌が助かる見込みもないだろう、と言われたA。
そんな時、煌がドナーカードを登録していたことを知る。
「1.脳死後および心臓が停止した死後のいずれでも、移植のために臓器を提供します。」
煌が選んでいたのは、1番。
既に同意を得ており、Aがどうにか出来る状況ではなかった。
しかも、煌はもう数日持つかどうか。
ドナーカードについて、複雑な思いを抱えたまま、Aは公民の授業を受け、ドナーカードについて習う。
「ねえ、煌。ドナーカードで…煌のおかげで助かる人がいるかもしれないんだって。」
「誰かの為になるかもしれないんだって」
「でも、そんなのどっちだっていい…!」
「僕にとって…!煌がいない世界は僕にとって、なんの価値もないんだよ…!」
−誰かの為に生きるなら−
−かけらとして残れるなら−
「素晴らしいね。」
「まぁ、せいぜいステキなユメでしょうね。」
「A…!その言い方はないんじゃ…!」
「知らない。俺にとって、アイツが…煌がいないセカイなんて…!」
しかし、煌の容態は急変し……。
「A…剣くんは…」
「愛…煌、…助からなかった…俺…僕…何もしてあげられなかった!!」
「A、それは」
「ねぇ、愛、知ってるよ。僕が何したって、どうしようも、なかったって」
「でも!!何をすればよかった?本当に何も出来なかった?僕は、煌の話すら聞いてあげられなかった!」
「A、落ち着いて。落ち着けないのはわかるけど。剣くんが登録したドナーカード。あれが彼の意思表示のはずだよ。A、あんたはそれを肯定して、見守ってやるべきなんじゃないの?」
Aは煌の意思を肯定する。その後、ドナーとして煌の臓器が使われた。
Aはそれを受け取った患者にこう言ったという。
「おめでとう」
「煌の分もよろしくね」
ーーーーーー
初めて書きました!曲パロ!
ごめんなさい!久しぶりの投稿がこんなシリアスなやつで!
あ、
今回曲パロを書かせていただきましたが、小悪魔は科学者志望なので、詳しいことはわかりません。だから、所々認識間違えてるかもしれないですが、温かい目で見てください!
それではまた次回!See you!
今日の出来事〜カタオモイメンツに演じてもらってみた〜→←お久しぶりです!小悪魔です!
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作者名:とあるGUMI好き | 作成日時:2018年9月3日 19時