【黒子のバスケ】帝光中バスケ部天才マネージャーは烏野高校バレー部のマネージャーに！？【ハイキュー!!】part2 (ページ20)

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No.48 ページ20

部活を休むと大地さんに伝え、はやめに準備を終えた。

ふと思い出すのはテツの顔。

時間になり、すぐに家を出た。

家の前に止まっていたのは黒い車。

ふと見ると征が乗っていた。

赤「A、いくよ。」

貴「え、あ、はい。」

そういうと車に乗りすぐに車は走り出した。

若干気まずい空気を征がやぶった、

赤「Aは・・・お前がいなくなったあとを考えて決めたことだよな。」

貴「え・・・？」

赤「お前が。宮城に行ったあと、俺たちがどういう想いで過ごしてきたか、わかるか？」

貴「え？いなくなってせいぜいしたZE的な感じじゃないの？」

赤「・・・。あのな、俺たちはお前が思ってるほどAを必要としてるんだよ。」

貴「解せぬ」

赤「あのn

貴「私にはわからないもん。試合がどんなにしんどくて、勝った時の快感とか、負けた時の悔しいとか。私にはわからない。でも試合は本気になってほしい。でもその想いが伝わらない。征にはわからないよ、私の想い。」

つい口がすべってしまった。

ああ、やってしまったと思っていると

赤「悪かった。こんな想いさせていて。」

意外な言葉。優しい言葉に気がゆるんでしまった。

ゆるんだと同時に一気に涙が溢れ出てくる。

赤「悪かった。」

征に抱きつきひたすら涙を流すだけだった。