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＊夢主視点＊
『……どこ……だ…？』
俺は、医務室のような所にいた。
ペ神「A……？」
声のした方を向くと、俺の記憶にあるよりも少しやつれたペ神がいた。
顔は見えないが、声からして元気がない。
『…ペ神』
俺はニコリと笑った。ペ神をこれ以上不安にさせないように。俺は、今ここにいる…
そう、ペ神が認識出来るように。
ペ神「A…！」
その瞬間、ペ神は俺を抱きしめた。
力が強すぎて苦しかったが、俺は生きている…その実感を得れた。
ペ神「A……Aｯ…」
泣きながら、ペ神は俺の名前を何度も呼んだ。
「Aがここにいる」その事実を噛み締めるように。
『(俺には、もうこんな風に心配してくれる人が居る…)』
俺は、自分の体より一回り大きいペ神の背中を抱きしめた。ペ神の体は僅かに震えていた。
『ペ神………
泣いてるのか…？』
ペ神「ふ…
少し震えた声でそう言われた。
『…いや………
ありがとう。ペ神』
ペ神「…おう…」
すると、良いタイミングで部屋の扉が開いた。
トン「入るで〜、神ぃー。ネーロの調子はど……
ネーロ……！起きたんか!?」
『トントン殿…？あの、ここは……』
ペ神「我々国の城ん中。んで、今俺らが居るのが医務室」
トン「ネーロの店でも良かったんやけど、あの場所もうあのノーラとかいう女に知られてるやろ？
なら、ゆっくり休めるのはここぐらいしか無いな、ってことで一時的に保護(？)しとったんや」
『あぁ…そうだったんですね…』
トン「…なぁネーロ…いや、A。
この軍に入らん？」
久しぶりに聞いた台詞だ。
トン「神から聞いて、大体の事情は理解しとるつもりや。
けど、だからこそ、お前と神はこの我々国軍に必要な人材や。グルさんもそう言うとる」
『…しんぺいは、この軍に入るのですか？』
ペ神「いや？お前の返答次第」
何故
トン「実はな。Aが眠っとった間に、神に聞いたんよ。この軍に入らんか？って。
そしたらな…
「俺はAの主治医として、保護者としてここ居る。だから、Aが入ると言えば入るし、入らないと言えば入らない」
って言うたんや」
『…そうなんですね……』
保護者として……か。
『…………』
トン「あーまだ目ぇ覚めたばっかやのに、こんな話してごめんな。
しばらくはここに居ってええから、じっくり考えーや。
あ、それと……軍の奴らは、いつでも大歓迎言うとるで」
その言葉を残しトントン殿は帰った。
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LIFE(プロフ) - 遥さん» ………あー(やっと気づいた)成程です。ご指摘ありがとうございます！ (2019年7月23日 1時) (
レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - LIFEさん» 二次創作であるため、ご本人様の目につかないようにするためです。 (2019年7月23日 1時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 遥さん» 検索避け……ですか？えと……Blと間違われないようにする為にですか？ (2019年7月23日 1時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - 検索避けした方がいいですよ (2019年7月23日 0時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 弱々しい勇者さん» わわわ……ありがとうございます！「こうしたい！」というのはあるのですが、中々どうして自分の脳みそが追いつかなくてですね--; 頑張って……2日に1回は更新したいですな← (2019年7月21日 16時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LIFE | 作成日時：2019年5月29日 22時
