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『(ふぅー……しぶとかったが、納得出来る理由を聞いたら嘘のように聞き分けが良くなった。
…やはり、俺の見立ては間違いでは無かった)』
あれ程の能力を持つ者への意見は両極端になる。
“尊敬”か“嫉妬”だ。
彼の能力…いや、彼の部下の能力も目を見張るものがある。俺があの軍に入ったところで、足手まといにしかならないだろう。
グルッペン殿には言わなかったが、俺が入軍を断った理由は大部分がそれだったりする。
『…！着いた…』
考え事をしていたら、いつの間にか門へ出るための扉の前まで来ていた。
俺は扉に手をかけた。
刹那、俺の手をめがけてナイフが飛んで来た。
ﾋﾞｨｨｨｨ-ﾝ)
「ん？おかしいなぁ。手に当てるつもりで投げたんやけど…」
『(あｯぶねぇ…反応遅れた……！)』
この独特の訛り……幹部……!?
「…取り敢えず、侵入者さん。あんた、死んでくれへん？」
ピクリとも眉を動かさず、俺にナイフを向け、彼はそう言った。
その瞳は冷たく張りつめていて、美しかった。
『侵入者とは私のことですか？我々国軍幹部“ショッピ”殿』
ショ「ﾋﾟｸｯ)…へぇ、俺の名前知っとるんや。
ってことは、情報盗んだりしちゃってるんすか？」
『いやいやまさか。私は客人として正式にこちらに招かれました。敵対心などありませんよ』
ショ「そんなん詐欺師の常套句やろ」
『おや、まるで信用されていないようですね』
ショ「当たり前や」
そんな言い合いを続けていると、音もなしに銃弾が飛んできたのが見え、避けた。
これにはショッピ殿も驚いたようで…
ショ「!?サイレンサー付きの遠距離スナイプを避けるとは、見た目以上にやるみたいっすねｯ！」
今度はショッピ殿がナイフで攻撃してきた。
『ｯ…お褒めいただき光栄ですｯ！』
それを躱し、ショッピ殿の体を押さえようとするが、抜けられる。そして、また弾が飛んでくる。
そんな攻防を繰り返していると、その雰囲気とは似つかない、呑気な声が響いた。
…え？まだ増えんの？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
いやぁ〜、休日に更新できず申し訳ない！
と、言うことで、お詫びの2話更新です(--;)
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LIFE(プロフ) - 遥さん» ………あー(やっと気づいた)成程です。ご指摘ありがとうございます！ (2019年7月23日 1時) (
レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - LIFEさん» 二次創作であるため、ご本人様の目につかないようにするためです。 (2019年7月23日 1時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 遥さん» 検索避け……ですか？えと……Blと間違われないようにする為にですか？ (2019年7月23日 1時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - 検索避けした方がいいですよ (2019年7月23日 0時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 弱々しい勇者さん» わわわ……ありがとうございます！「こうしたい！」というのはあるのですが、中々どうして自分の脳みそが追いつかなくてですね--; 頑張って……2日に1回は更新したいですな← (2019年7月21日 16時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LIFE | 作成日時：2019年5月29日 22時
