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24話 ページ27

A視点


目を開くと、見慣れない場所に私は座り込んでいた。

あれ?私は猫を追ってた筈なんだけどな…?

逃げ出そう試みるが、現在私の手足は縛られている。

誰が?何の為に??


私を此処に連れ去らったのだろうか?


そんな事を考えていると、クラスの男子達がこちらに向かっていた。


良かった…助けて貰える…!



男子A「お!?マジで居るじゃーん」

男子B「てか、本当に襲って言い訳?聖も悪趣味だね〜!」


ん?何の話??


私がその場で固まって居ると、ゆっくりとクラスの男子達はこちらへ距離を詰めて来る。


A「あ、…あの?早く縄解いてくれないかなあ?私家帰んなきゃ。」


すると男子達はお互いの顔を見てニヤリと笑い、こう言った。



男子A「おう、"支払い"が済んだらな。」


A「何の話ですか?…」



5ー6人居る中の男子を見回すと、私はある事に気付いた

…聖が居る。


そう理解した瞬間、ゾゾッと背筋が凍った


徐々にグループの中の男子の手が伸びて来て、私のスカートの中に手を入れた。


A「ッ…やめて!」


私はジタバタと抵抗するが、男子6人には流石に勝てない。


聖「A、恨むなよ?これは"支払い"なんだ。」


聖が歪んだ表情で言った。


A「どうゆう事…!?」


聖「忘れたとは言わせない。俺の頭に痣を作りやがって…」


「結構痛かったんだよ…?流石に俺も耐えらないしさあ…。ちゃんと体で支払って貰わないとねえ…」


A「それは…!」


反論しかけた瞬間、耳を誰かに舐められた。


思わず変な声が出してしまったが、踏み止まる


その後はクラスの男子達に体を触られたりした。正直言って気持ち悪い…知らない男の人に体を触れらるなんて。


A「や、やめて…」


涙で辺りがボヤけて、よく分からなくなる。


今にも狂いそうだ。


本格的に私の涙が零れ、地面を濡らした。




黒。助けてよ…





そう強く願った。




またしても助けてくれる訳が無いのに。



嗚呼、なんでこうも


私は欲張りなのだろう?

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設定タグ:ヤンデレ , オリジナル   
作品ジャンル:恋愛
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ねね - オレンジさん» コメントありがとうございます!!これからも更新させて頂きますので、何卒よろしくお願い致します。 (2019年8月30日 9時) (レス) id: b2776cce7a (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - ドキドキして続きが気になります。男子のキャラも好きだけどヒロインも鈍感で可愛いですね!応援してます! (2019年8月19日 20時) (レス) id: 26544837df (このIDを非表示/違反報告)
ねね - lkwistervenさん» ヤンデレ要素では無く最初はシスコンでしたか、、、、すいません!コメントありがとうございます。 (2019年8月6日 18時) (レス) id: 2e9474cc61 (このIDを非表示/違反報告)
ねね - maiさん» コメントありがとうございます!引き続き更新させて頂きますので、何卒よろしくお願い致します (2019年8月6日 18時) (レス) id: 2e9474cc61 (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - ごめんヤンデレが付いてなくてちょっと最初の所だけ見たら弟君がシスコンだよ!ハハッ (2019年8月6日 14時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねね | 作成日時:2019年7月25日 19時

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