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14話 ページ16

聖の部屋のドアを開けたら、何やら甘い匂いがして来た…清潔だなあ。と、改めて思う

A「おじゃましまーす!」

そう言うと私は聖の部屋に入った。

聖「…」

それにしても広いな。勉強机が中央にあり、ベットが端にある。

あれ?でも聖の様子がおかしい。

A「わー。素敵な部…」

空気を和ませる為、そう私が言いかけた瞬間、「ガチャ」と言う音共に、聖が部屋の鍵を閉めた。

A「え。どうしたの…聖?」

意味が分からず聖に問い掛けると、聖は不吉にニヤリと笑い、私をベットに押し倒して来た。

A「…?!」

その動作と同時に、私の視界は天井へと回った

「馬鹿にも程があるだろ…A?」

そう聖は呟くと、私の手をベットに抑え付け、部屋の鍵を…その場で破壊した。

「俺だって男なんだからさ。警戒しなくちゃ駄目だろう?ずっとお前に触れたかった。」

A「…は。え?」

不意に聖のクラスで言っていた言葉を思い出す。やばい、このままじゃ私は…。

そう思うと私は聖を突き飛ばし、ドアに走った。

ベットからドアまでわずか数メートル、私はドアに近付くと、ドアノブを回した。

A「…開かない!?」

そうだ。確か聖は部屋の鍵を閉めていたんだ。

後ろを振り向くと、聖がもう近くまで迫っている。

聖「悪い子だなあ…諦めればいいのに。」

そう聖は言うと、私に口付けした。

「…ふ。」

息が出来ない。声が出せない。

数分後。聖は満足したのか私を解放した。

あまりの出来事に私が抵抗していられないで居ると、聖が私の制服のボタンを外して来た。

やばい。もう…

A「たすけて…黒」

不意に弟の名前が口から出て来た。

「…ああ?助けなんて来ないぞ」

そう聖が言った瞬間、部屋のドアが突き破られた。

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設定タグ:ヤンデレ , オリジナル   
作品ジャンル:恋愛
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ねね - オレンジさん» コメントありがとうございます!!これからも更新させて頂きますので、何卒よろしくお願い致します。 (2019年8月30日 9時) (レス) id: b2776cce7a (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - ドキドキして続きが気になります。男子のキャラも好きだけどヒロインも鈍感で可愛いですね!応援してます! (2019年8月19日 20時) (レス) id: 26544837df (このIDを非表示/違反報告)
ねね - lkwistervenさん» ヤンデレ要素では無く最初はシスコンでしたか、、、、すいません!コメントありがとうございます。 (2019年8月6日 18時) (レス) id: 2e9474cc61 (このIDを非表示/違反報告)
ねね - maiさん» コメントありがとうございます!引き続き更新させて頂きますので、何卒よろしくお願い致します (2019年8月6日 18時) (レス) id: 2e9474cc61 (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - ごめんヤンデレが付いてなくてちょっと最初の所だけ見たら弟君がシスコンだよ!ハハッ (2019年8月6日 14時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねね | 作成日時:2019年7月25日 19時

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