プロローグ ページ1
指定カヲシン・無し
「はぁ、はぁ、はっ」
息が上がる、
体が重い、
ひどい苦痛が全身を駆け巡る。
それでも進まないといけない、進まなければ追いつかれる、殺される。
せめて彼だけは…!!
走る、走る、走る
背中に乗ってる体温が、人間のものよりもはるかに低いことから、それが人間じゃないことを突きつけられるように感じた。
早く、早く、早く
行くあてなんてない。何もない。もう全てあの時置いてきてしまったのだから…
それでも僕は彼といることを望んだのだ。
だからせめて、2人の安息できる場所を…
「探すん、だ…」
黒、黒、黒
目の前が黒一色に染まる
自身の世界の暗転
あぁ、ここまでなのか…瞼が重い
「だ、れか…」
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雨宮 - ヤバい面白すぎです。キャラ設定とかも好きです…めっさ楽しみです!! (2021年9月23日 15時) (レス) @page6 id: d118b86444 (このIDを非表示/違反報告)
爆心地 - めっちゃ面白いです!!頑張ってください!! (2020年6月22日 20時) (レス) id: 1fab24b3d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無しの腐男子 | 作成日時:2020年6月22日 18時