第３９話 腕試し�� ページ42
・
結局あの後、ギガン船長が止めに入り私の力は証明された
…ちなみにジェハは鼻血をだしながら未だに意識を失っている
A「これでは緑龍のジェハと仲良くなるのは難しそうね」
ふぅ…とため息をつきながら破壊した甲板を治す
手で輪っかを作り、気泡を作り出す
気泡はだんだんと形を作り、それは小さな人ようになっていった
ウィン「これは…」
言葉を失っているみんなに少しだけ説明する
A「水色の色の意味は変化とか変えるとかそういう意味なの」
納得したような顔をし、私の作り出した小人に触れる
するとその小人はシャボン玉が割れるように消えていった
ウィン「！」
元が気泡だから実体があるのは空気の塊
私にもう少し体力があれば…ちゃんと実体のある小人を作れるけど
今は少し…ね
そんなことを考えながら気泡を作り出していく
「へぇ…面白い力を持っているじゃないかぃ」
声のした方に目を向けるといつの間にかギガン船長が立っていた
気泡に集中しすぎて気が付かなかったわ…
A「ギガン船長…見てのなら声をかけて欲しかったです」
手で輪っかを作りながら話すとギガン船長は興味深そうにこっちへとよってきた
その後ろには緑の髪をした彼がじっとこっちを見ていた
A「…ジェハ」
その彼は紛れもなく緑龍の姿だった
ギガン「まぁ、神様なんだろぅ？
他にはなんかできるのかぃ？」
A「！」
驚かない…！？
ギガン「コイツがいるんだ…今更何が来たって驚かないさ」
私の考えを見透かしたようにギガン船長はそういった
私の能力を気味悪がらない人は…久しぶりね
この人は…優しい人だ
海賊、なんて名ばかりで
阿波の人達のために活動している優しい人
A「みんな。私は少しこの二人とお話をしてから戻るわ」
私の言葉にウィンとユキナ、チダイは静かにうずいた
反対するのは…
シャイン「えー！一緒に中行きましょうよ！
心配です！鼻血野郎もいるんですよ」
＿＿シャインだけ。
しかもかなり失礼だわ
ジェハは殴られただけなのに…私に
ジェハ「ずいぶんな言われようだね;;」
ギガン「日頃の行いさ…で？他の力はあるのかぃ？」
チダイがシャインを連れていったのを見届け、首を縦にふる
A「…気持ちのいいものではないわ」
さっさと働く小人たちをみながらそう呟いた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 60人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
セレーナ - 続きを書いてほしいわ^ - ^できたら更新停止を外して更新頑張って (2019年5月7日 21時) (
レス) id: 60c907fcf4 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 早く、続きが読みたいです！更新頑張ってください！ (2018年5月26日 21時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
里奈 - キャラクターなど、能力とか工夫されていてとても面白いです！！更新頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！がんばってください！(( o(｀･ω･ ´)o )) (2017年9月25日 17時) (レス) id: 7dd6445912 (このIDを非表示/違反報告)
百龍(プロフ) - 結葵乃さん» 申し訳ございません！レス返すの遅くなってしまいました…！ 面白いと言って頂けて感激です！これからもよろしくお願い致します!! (2016年7月19日 17時) (レス) id: b5156c55ad (このIDを非表示/違反報告)
結葵乃(プロフ) - この小説がおもしろくていつも楽しみにしてます頑張ってください (2016年7月15日 20時) (レス) id: fe87636d3f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：百龍 | 作成日時：2015年10月20日 16時
