第１８話 風の部族、風牙の都 ページ19
ユンが去った後、私達は風牙の都へと向かった
理由はいくつかあるけど…
まず一つ、嫌な風が私に風牙の都の危機を知らせて来たと
次にハクの故郷がいまどういう状況なのか知ること
など理由は多々あるが、ハクの故郷を見てみたいと言うのが少しあったりする…
そう考えている間に門の前までついた
A「…寝てる？」
馬の上から門番をちらっと見ると熟睡していた
そのまま入っても不法侵入だし…
かと言って起こすのも何だか悪い気がする
ｼｬｲﾝ「おい」ｹﾞｼｯ
なんて思っているとｼｬｲﾝが蹴って起こしてしまった
？「ぃって〜………なっ！」
まぁ流石に起きてしまう訳で、私達を見るなりしっと身を引き、戦闘態勢に入った
劣らず、ﾁﾀﾞｲをはじめ、ｼｬｲﾝ達も戦闘態勢へと入った
A「ｼｬｲﾝ達、戦闘態勢を解きなさい。
私達は風の部族、風牙に戦いに来たわけではないのだから」
私がそう言うとしぶしぶといった様子で剣等をしまった
？「……あんた達、何者？」
相手側もしぶしぶといった様子で剣をしまい、私にそう問いかけてきた
A「私の名はA。この者達は私の従者。
風牙が危機とハクに聞いて参りました。」
？「ハク様に…！？」
A「えぇ、私とハクは幼少期よりの…友ですから」
そう、友でいいんだ
この気持ちに気づいてはいけない
「その話、本当か」
門番の後から貫禄のある声と共にご老人が出てきた
A「…えぇ、�爛爛鵐疋�殿�瓠�」
ムンドク「ふむ、そなたもしや…『ムンドク殿』ん？」
A「それ以上はこちらの方々に誤解を招く恐れがあります故、是非、二人でお話しませんか？」
私の申し出にムンドクは頷き、私はどこかの部屋へと案内された
皆もついてこようとしていたけど私が断った為、不貞腐れながら別の部屋へ案内されていった
私が話したいことは多々あるがそんな余裕が無い
スウォン兄様を即位につかせないと風牙の都に災いが起こってしまう
その前兆はもう起こっているらしく
ハクとヨナ姫が出てきたのはその為だったはず
A「というわけなのですが、ムンドク殿はどのような考えで？」
ムンドク「…まぁ、部族長のたのみでな
スウォンを即位させる為に認めようとは思う」
A「そうですか…スウォン兄様が王に……」
ムンドク「そなた、やはり…スウォンの義妹であったか」
わたしの知るスウォンではない…。
A「少し、昔話をさせて下さい＿＿」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 60人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
セレーナ - 続きを書いてほしいわ^ - ^できたら更新停止を外して更新頑張って (2019年5月7日 21時) (
レス) id: 60c907fcf4 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 早く、続きが読みたいです！更新頑張ってください！ (2018年5月26日 21時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
里奈 - キャラクターなど、能力とか工夫されていてとても面白いです！！更新頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！がんばってください！(( o(｀･ω･ ´)o )) (2017年9月25日 17時) (レス) id: 7dd6445912 (このIDを非表示/違反報告)
百龍(プロフ) - 結葵乃さん» 申し訳ございません！レス返すの遅くなってしまいました…！ 面白いと言って頂けて感激です！これからもよろしくお願い致します!! (2016年7月19日 17時) (レス) id: b5156c55ad (このIDを非表示/違反報告)
結葵乃(プロフ) - この小説がおもしろくていつも楽しみにしてます頑張ってください (2016年7月15日 20時) (レス) id: fe87636d3f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：百龍 | 作成日時：2015年10月20日 16時
