第１６話 正体 ページ17
＿＿「そんなことないわ」
とっさに口から出てしまった
実は少し前に起きて皆の様子を見ていた
体中痛いし、動かせるのは頭くらいだけど…
ｼｬｲﾝ「A様！大丈夫ですか！？」
ｼｬｲﾝを始めとし、皆がこっちによってくる
A「ちょっ、『A様!!』うわっ！」
私が止めるのを聞かずに突進してくる皆
間一髪で避けたけど←
そして床に突進した私の従者3名…1名＿＿ﾁﾀﾞｲは危機を感じたのか早めに引っ込んだ
ハク「で、A。俺に話す事があるんじゃないか？」
従者達を座らせひとだんらくつき、まだ頭以外が痛い私は膝枕をしてもらっている…ハクに
なのに顔が近い
しかも笑ってるし…真っ黒な笑顔
A「……話さなくてもわかるでしょ
私は普通の人間ではないの。」
その言葉にハクだけではなくユンも驚いていた
A「私の名前はA。それに変わりはない
だけど、もう一つ名がある」
一拍おいてから話を続けた
A「全宇宙を支配し、天空を支配した神
それに全ての傷を癒し心を癒す神から生まれた者」
ユン「それって…」
A「そう全能の神、ゼウスの子孫に当たる…
私の名はラノス。墜神何だけどね」
ハク「…神って……神様」
ユン「そ、そんな……」
二人とも戸惑っている
無理もない、これが普通の反応
A「今の私はもう権力とかない
だからこの世界にいる。ここにいたいと感じた」
私が天から墜ちたのはかなり前
かなりと言っても人間でいうと何万億前の話だ
体が動くのを確認しながら起き上がる
ハク「お前…」
A「ハク、あなたには色々なことを学んだわ」
目が合い、ニコッと微笑む
そうすると微笑み返してくれたハク
ハク「A、お前はお前だ。
どんな力を持っていようが俺が会ったAは優しくて、強い、そして泣き虫な奴だ」
泣き虫って…
ハク「それ以上でもそれ以下でもないんだ
…………わかったらその涙を止めろ」
涙…泣いてたんだ、私。
カッコ悪いね…自分から話しておいて…
A「みんな…ありがとう」
泣いているのに無理矢理笑顔を作った
それに答えるようにハクもユンもイクスも笑顔で返してくれた
受け入れてくれたことが嬉しくて、また泣いてしまったけど
それでも周りで支えてくれる人がいる
それが何よりも嬉しかった
＿＿「ここは…どこ？」
隣の部屋から声が聞こえた
……隣、声の主は＿＿ヨナだ。
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セレーナ - 続きを書いてほしいわ^ - ^できたら更新停止を外して更新頑張って (2019年5月7日 21時) (
レス) id: 60c907fcf4 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 早く、続きが読みたいです！更新頑張ってください！ (2018年5月26日 21時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
里奈 - キャラクターなど、能力とか工夫されていてとても面白いです！！更新頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！がんばってください！(( o(｀･ω･ ´)o )) (2017年9月25日 17時) (レス) id: 7dd6445912 (このIDを非表示/違反報告)
百龍(プロフ) - 結葵乃さん» 申し訳ございません！レス返すの遅くなってしまいました…！ 面白いと言って頂けて感激です！これからもよろしくお願い致します!! (2016年7月19日 17時) (レス) id: b5156c55ad (このIDを非表示/違反報告)
結葵乃(プロフ) - この小説がおもしろくていつも楽しみにしてます頑張ってください (2016年7月15日 20時) (レス) id: fe87636d3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百龍 | 作成日時：2015年10月20日 16時
