第１５話 気持ち ページ16
ハクside
何が起きているんだ…
目の前には見知らぬ男、それに腕の中には傷だらけのA
それに…俺の体、こんな軽傷だったのか？
？「はなせよ」
俺が考え混んでいるとAを支えていた男が唸るような声で言ってきた
ハク「…しらねー男にAをやるか」
必死に動揺を隠し、そういうと男は驚いた顔をした
そして驚いた顔のままこう聞いてきた
＿＿？「お前…A様の何なんだ？」
………………………は？
何って言われてもなァ
……改めて考えるとよくわからない関係だな
ハク「……多分、お前の考えているような関係ではない。それより……Aを治療s『大丈夫だ』…は？」
俺の言葉にかぶせてきた男を見ると忌々しそうに俺を見て、Aから離れた
ハク「こんな状態なのに、どこが大丈夫なんだよ！」
？「そんな状態にしたのはお前だ」
ハク「……は！？」
意味がわからねぇ
俺がAを……ありえねぇ
ハク「どういうことだ？！」
焦りながらそう聞くと男は俺を睨みながらこう言った
＿＿「お前の受けた傷を自分の体に移して、お前の痛みをほぼ引き受けたんだ」
と…ありえない、そんな事が出来るのか……
いや、Aならありえる事かもしれない
…実際、俺の体はかなりの軽傷なっている
ハク「っ…なら尚更Aの処置を……！」
？「その心配はない
A様はそこら辺の人とは違う。こんなの数分で治るよ」
そう口にしながらも心配そうに見つめる4人の男女…
こいつらは何なんだ？
Aの何なんだ…？
色々な疑問が浮かぶ中、Aを見ていると確かにさっきあった傷が塞がりつつあった
だが、ひとつ疑問がある
それは＿＿
＿＿ 傷が直ってきてるのに目を覚まさない
ということだ
そんな俺の思いを見越したように後ろにいた女が喋りだす
？「A様は、傷さえ直るが痛みと苦しみも受け継ぐんだ」
ハク「……A」
それ以上言葉が出なかった
＿＿『貴方だけは味方でいて』
確かそんなことを言っていた
それと…『ごめんなさい』とも言ってた
誰に？何に？と疑問は残るが知ることか
俺はAを守り、ヨナを守ることを約束したんだ
目の前にいるAはほぼ傷は完治していた
ハク「……やっぱすげーな」(ﾎﾞｿｯ)
誰にも聞こえないように呟いた
が＿＿
＿＿「そんなことないわ」
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セレーナ - 続きを書いてほしいわ^ - ^できたら更新停止を外して更新頑張って (2019年5月7日 21時) (
レス) id: 60c907fcf4 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 早く、続きが読みたいです！更新頑張ってください！ (2018年5月26日 21時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
里奈 - キャラクターなど、能力とか工夫されていてとても面白いです！！更新頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！がんばってください！(( o(｀･ω･ ´)o )) (2017年9月25日 17時) (レス) id: 7dd6445912 (このIDを非表示/違反報告)
百龍(プロフ) - 結葵乃さん» 申し訳ございません！レス返すの遅くなってしまいました…！ 面白いと言って頂けて感激です！これからもよろしくお願い致します!! (2016年7月19日 17時) (レス) id: b5156c55ad (このIDを非表示/違反報告)
結葵乃(プロフ) - この小説がおもしろくていつも楽しみにしてます頑張ってください (2016年7月15日 20時) (レス) id: fe87636d3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百龍 | 作成日時：2015年10月20日 16時
