第１話 私と従者 ページ2
真っ暗な闇の中複数の声が聞こえる
その中に私は一人、うずくまりながら泣いている
『お前の目と髪、なんでそんな色なんだ？』
わからない
『気持ち悪。どっかいけよ』
なんで？
『お前は呪われてるんだよ』
私が悪いの？
『消えろ』
A「！」
目を覚まし、あたりを見回すと4人の見慣れた顔が一斉にこっちを向く
？「どうかされましたか？」
そういって心配そうにこっちに視線を送ってくる
A「…いえ、何でもないの」
安心と不安を胸にしまいながらやっと一言発した
？「それならよろしいのですが…」
A「うん、ありがとう“ユキナ”」ﾆｺｯ
ユキナはとても真面目で、私のことをよく心配する
心配かけないように努力はしているのだけど…
若干、過保護なところがあるんだよね…(笑)
ユキナ「…A様。今何か失礼な事を考えませんでしたか？」
そして鋭いところもあったりする←
私は「気のせいよ」といって流し、ベットからでる
？「A様〜！」ｷﾞｭ-
A「…“シャイン”、いい加減にこれ、やめませんか？」
抱きついてきたのは従者の一人、シャイン。
腕はなかなかだけど…毎朝こうやって抱きついてくるのが難点(笑)
顔を上げて嬉しそうに「嫌です！」というシャインはなんか子供っぽい
そんなシャインを引きはがすのは…
シャキッ
？「誰の許可を得て抱きついているんだ」
そういってシャインに真剣を突き立てる
A「こらこら“チダイ”やめなさい」
なだめるようにいうとベリっと私からシャインを引きはがし、ニコッと真っ黒に微笑む
チダイ「師匠は甘いんですよ、こんな奴、今すぐ僕が葬りますよ？」ﾆｺｯ
チダイは強い人を求めるから、自分より弱い人が嫌らしい…
そして自分より強い人は“師匠”と呼び、付き従う。
私と昔、訓練の一戦で私が勝利した時からずっとこんな感じ
A「それはそうと、“ウィン”は？」
シャイン「あーウィンなら…『ただいま戻りました』です♪」
A「ウィン！どこいってたの？！」
扉の方へ行くと少し息を切らしたウィンが「申し訳ありません」といって頭を下げた
ウィン「朝の訓練に行ってました」
A「頭を上げて、ウィン。別に怒ってるわけじゃないの
心配だっただけですから…ね？」ﾆｺｯ
ウィンは頭を上げ「ありがとうございます」といって笑ってくれた
A「さてと…今日はヨナ姫の誕生祭。
行きましょう！」
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セレーナ - 続きを書いてほしいわ^ - ^できたら更新停止を外して更新頑張って (2019年5月7日 21時) (
レス) id: 60c907fcf4 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 早く、続きが読みたいです！更新頑張ってください！ (2018年5月26日 21時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
里奈 - キャラクターなど、能力とか工夫されていてとても面白いです！！更新頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！がんばってください！(( o(｀･ω･ ´)o )) (2017年9月25日 17時) (レス) id: 7dd6445912 (このIDを非表示/違反報告)
百龍(プロフ) - 結葵乃さん» 申し訳ございません！レス返すの遅くなってしまいました…！ 面白いと言って頂けて感激です！これからもよろしくお願い致します!! (2016年7月19日 17時) (レス) id: b5156c55ad (このIDを非表示/違反報告)
結葵乃(プロフ) - この小説がおもしろくていつも楽しみにしてます頑張ってください (2016年7月15日 20時) (レス) id: fe87636d3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百龍 | 作成日時：2015年10月20日 16時
