【黒バス】えすえむぷれい【短編集】

お姫様はどっち？【黒子テツヤ】《リク》 ページ10

「お姫様はAさんでしょう？」

「いやいや、ぜーったいテツヤ！！」

皆さんこんにちは！
帝光中1のおバカ少女こと、Aちゃんだよっ☆

「脳内モノローグが既に気持ち悪いです…」

「テツヤ、お前まじ許さんぞ！」

あ、今なにをしているかというと…。
…なんとなんと！
劇の配役を決めていたのですっ！

「ですから、お姫様はAさんですってば！」

「いーやーだー！テツヤ一択！！」

私より身長低いし！
可愛い顔してるし！！
テツヤが女装したら違和感なく女の子になると思うし！

「ねぇ、テツヤお願いっ！！このとーり！一生のお願いだよぉ〜…！」

私の必殺技、泣き落とし！！(ドヤァ
テツヤには、何が何でも女装させてやるんだからっ！

「え、え…と……そこまで言うなら……やってあげない事もない…ですよ…？」

「ありがとテツヤ愛してるぅぅぅ！！！」

「(うそ泣きでしたか…。完璧騙されました…)」

ねぇ、テツヤ。
男に二言はないでしょう？

「たーっぷりイジメてあげるから。
…覚悟しておいてね？」

お姫様はどっち？

…なんて。
尋ねるだけ無駄だよ？


「(お姫様は、テツヤに決まってるじゃない♪)」


end

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